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第214夜 エルゴ、エルゴと草木も靡く
今夜の写眞機は、Mamiya 645 Pro、前回に引き続き、マミヤの6×4.5中判カメラですマミヤ645シリーズをフルモデルチェンジして、ボディの外観が近代的になりました。
俗言う、エルゴノミクスデザインというヤツで、曲線を多用したツルっとした外観に変わりました。
といっても、グリップの反対側は、M645の面影はそのままだし、レンズはそのままなので、トータルでは微妙な感じ。
シッャターボタン周りです。外周のレバーで機能を切り替えます。
アイレベルファインダーの付け根に、シャッタースピードの設定ダイアル。
縦走り布幕フォーカルプレーンシャッターで、B、4秒〜1/1000秒。
AEは、ファインダーに内蔵で、中央重点測光とスポット測光の 絞り優先AE。
レンズの下に、セルフのボタン。
グリップは取り外し可能、その解放レバーです。
フィルムパック上部には、感度設定ダイアル。
先ほどのレバーを操作すると、グリップが外せます。ファインダーは交換式なので、ボディーの残してバラバラにできます。
グリップの下側に、マミヤではお馴染みの多重露光のスイッチがあります。
グリップのボディーとの連結部です。この電動グリップの別に、従来通りのハンドルによる巻き上げユニットを取り付ける事が出来ます。
グリップ裏の電池室の蓋と、グリップにもMULTIのスイッチがあります。
これとは別に、 4LR44 x1の電池を使います。
左側面にはミラーアップのレバーがあります。
フィルム室は、フィルムパックに変わりました。遮蔽板は頭がブルーで、ワンポイントのお洒落になってます。
フィルムバックなので途中でも、遮蔽板をさせば交換可能になりました。
フィルムパックの蓋は、下に開きます。
パックのリリースボタンと、背面の蓋を開けるボタンです。
まぁ、見た目を変えて、フィルム交換を簡単にできる様にしただけで、M645と大差ないので、見た目のカメラ感ではM645のが格好いいので、まぁ人気はないですよ、お陰で安いけど。