第144夜 アクセントはJに
今夜の写眞機は、Canonet Juniorです。昭和なので、ジユニアでなく、ジュニアですw
Canonet Juniorは、キャノネットをシャッタースピードも絞りもカメラ任せとし、誰でもが写真を撮れる様に簡易操作にした普及樹です。
レンズは、CANON LENS SE40mm F2.8です。レンズの周りは露出計用のセレン光電池です。
シャッターは、SEIKOSHA-で、シャッター速度はL1/250~1/30秒、Bになります。
レンズ手前から、ピント、露出、感度の順に並んでいます。ピント合わせは近・中・遠の距離をマーク化したゾーンフォーカスです。
完全おまかせのプログラム式EEなので、AUTOに合わせればなにもしなくてOKです。シンクロ接点はXのみで、前面部にドイツ 型ソケットが付きます。
完全お任せなので、軍艦部には何もなし。カウンターは裏蓋連動の自動復帰の順算式です。
トリガーを廃止して、巻き上げレバーになっています。レバーは、210度回転による1作動。シャッターボタンは、丸みを帯びたデザインになっています。
背面です。ファインダー窓も丸になっています。シャッターボタンとかとデザインが統一されていますね。
底です。三脚穴が枠も無く、ただ穴が開いてるだけです。そのくせリワインドボタンでなく、レバーです。
リワインドはスライドレバーです。なぜここは丸いデザインじゃないんでしょうか?
キャノネット自体が結構大柄のボディーなのと巻き上げがトリガーなので、同系列のカメラですが、まったく別の機種になった感じがします。横幅も10mm短縮され、重さも60g軽減化されてますから、持った感じは更に小さく感じますね。