第197夜 美は細部に宿る
今夜の写眞機は、OLYMPUS OM-1です。M-1を紹介したので、説明するところがあまり残ってないですが、おつき合い願います。
OM-1は、一般にイメージする一眼レフカメラを形にしたらこうなったと云って良いくらい、無駄なところがないデザインです。
リワインドクラッチ、ミラーアップノブ、セルフレバーは、M-1と同じですね。
切り替え機能付きのシンクロ接点も同じ。
OMの特徴でもあるマウント部のシャッターダイアル。シャッター秒時制御のガバナーをミラーボックス下部に配置して小型化に貢献してます。
絞り込みレバーは、レンズ側の機能なので、ボディーが変わっても変わりなく使えます。ミラーはエアダンパーが付いていて、ミラーショックが押さえられています。
軍艦部です。ロゴがOMになったくらいで、M-1と変わらないですね。
機種名はフォントが変わって、スッキリしました。
右側は、カウンターのフォントが違うくらいですね。
背面です。メモフォルダーが付きました。ボディーが小さいのでフォルダーが変に大きく見えてかっこ悪いですね。
底は、MD対応してないので、電池ボックスだけです。
と云うことで、中身がちょっと改良されていますが、見た目はロゴくらいしか変わらないので、M-1じゃなくてもいいのですけどね。OMシステムは、M-1の時点で完成したシステムだったんですね。