第137夜 RETINAは、Ⅳで〆
今夜の写眞機は、retina reflex ivです。Sからちょっと改良した形になります。これには、Retina-Xenar 50 mm F2.8 Schneider-Kreuznachが、付いています。
Ⅳになって変わったのは、ペンタプリズムに小窓がついてファインダーでシャッタースピードが確認出来る様になりました。スプリットイメージも変わってるけど、撮影し難いんで割愛。
マウントは変わらずデッケルですが、ペンタプリズムに小窓から、シャッタースピードが確認出来ます。この個体にはレンズ尖端に、フィルターが付いてます。
一見分かりにくいですが、レンズの前群に見えるところがフィルターです。
フィルターは、アダプターになっていて、アダプターの中にフィルターが入ります。
アダプターの前枠を外すと、中にフィルターが入ってます。ぶかぶかで、ケラれないか心配になります。
中には、TiffenのHi-Transが入ってました。
EVセットのダイアルは変わってません。
もう一つの個体は、Retina-Xenar 50 mm F1.9 Schneider-Kreuznachが付いています。
ペンタ部が、大きいので。口径の大きいレンズの方が、似合うようです。
軍艦部です。ぱっと見、巻き上げノブと露出計の形状が変わっています。
巻き上げノブは、真ん中のレバーを起こすタイプの変更されています。あと、シューがホットシューになっています。
露出計の窓が小さくなっています。カウンターも無くなりました。
背面は、ファインター窓が角形になり、カウンターのリセットノブが無くなりました。
軍艦部から無くなったカウンターは、底に移動して、リセットノブも底に移動しました。底の巻き上げレバーでも三脚が使えないのに、これで更に使いにくくなりました。
改良されたのに、却って使いにくくなった感じがしますし、デザイン的にもSの方がスッキリとして良い様に思えますね。
さて、2020年も終わります。コロナで暇になり、整理を兼ねて始めましたが、年内に終わりませんでした。なので、2021年も続きます。
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