第129夜 必要最小限なK1000
今夜の写眞機は、ASAHI PENTAX K1000です。K1000は、元々輸出専用機種で、KMから機能を省いた廉価版です。
KMからセルフタイマー機能とプレビュー機能を外して海外で売ってたんですが、天文撮影や写真・美術系学生など、要最低限の機能しかない機械式フルマニュアルカメラが欲しい人向けとして、国内でも販売しました。
セルフタイマー機能とプレビュー機能がなくなったので、絞り込みボタンと、セルフのレバーがなくなってます。
FP接点もなくなってます。
これはおでこにAOCOマーククがありますが、後期にはそれもなくなり、ASAHI銘のなくなります。さらに、プラスチック外装になります。
もろもろなくなったので、巻き戻しノブにはなにもないです。
SPFのKマウント機のKMの廉価とはいえ、機械式のシャッター機構は同じなので、シャッターダイアルは変わりません。SPF系なので、フォトスイッチも残っているので、露出計のスイッチもありません。
背面は、ASAHI OPT Co. JAPANのJAPANがなくなりました。
底は特に変わらないですね。
削りに削って、メーカー名もなくなってますが、1/1000まで切れる機械式シャッター機なので、電池がなくても撮れるので、特に困らないんですよね。