第200夜 小さくても機能は一緒
今夜の写眞機は、第200夜を記念して、お気に入りの機種の登場と云うことで、SAWYER'S MARKⅣ、4×4判の二眼レフです。
SAWYER'S MARKⅣは、TOKO(東京光学・現在のトプコン)の4×4判二眼レフ、PRIMO-JRのOEM機で、アメリカ向けに作られた機種です。
右側面です。巻き上げレバー、カウンターとカウンターのリセットボタンがあります。
背面です。枚数確認の赤窓があります。
左側面です。ピントダイアルと感度覚えがあります。
ピントダイアルは、輸出用なのでFeet表記です。
感度はASA表記です。
二眼なので上から見たとき、シャッタースピードと露出値が見える様になっています。
ビューレンズは、Toko 1:2.8 f=6cm です。
テイクレンズは、Topcor 1:2.8 f=6cmです。
テイクレンズの下、シャッターボタンの横に、シンクロ接点の切り替えレバーがあります。
露出レバーです。露出は、シャッターレバーと連動していて、ライトバリュー値表記になっています。
シャッタースピードレバーです、露出と練度しているので、このレバーを動かすと露出環も回転します。
裏蓋のロックは底にあります。C→Oにすると開ける事が出来ます。
ダイアルからレバーが伸びていて、ボディーに噛んでいます。これはCの状態です。
Oにするとレバーが前へ伸びます。
レバがルーズになったら、起こせば裏蓋が開きます。こんな構造なので、ボディーの塗装がはげます。
赤窓式なので、中は特になにもないですね。44なので小さいですけど。
フィルム押さえです。接触面を減らすためか、こんな構造になっています。裏蓋には、東京光学の銘が入っています。
最後に大きさの比較、120フィルムの二眼に比べ一回り小さいです。小さい分、精密感があって機械好きにはたまらない大きさではないでしょうか?
フィルムは?と思いますが、127フィルムは、かわうそ商店さんが切り出してフィルムを供給してくれてますので問題なしです。
使い方も構え方も二眼と同じなのに、鞄へポンっと入っちゃう二眼って良いと思いませんか。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?