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第178夜 TAMRONジャナイヨ、TARONダヨ!
今夜の写眞機は、TARON AUTO EEです。日本光測光機のシャッター速度優先EE、距離計連動式カメラです。
ファインダー周りに黒のプラで縁取って、Cds受光部の小窓とファインダー枠を一体化したデザインになっています。
レンズは、TARONAR 45mm/F1.8です。
鏡胴前から、感度、シャッタースピード、絞りと被写界深度指標、ピントの順になっています。絞りリングAUTO位置でシャッター速度優先オートとなり、絞りが適正値となります。
感度環の下に、セルフと、シンクロ接点切り替えのレバーがあります。
感度設定は、この溝の中のレバーで操作。シャッターはCITIZEN-MVEで、B・1~1/500秒。
シンクロ切り替えレバの反対側に、シンクロ接点があります。ピント環には黒いプラのレバーが付いています。
軍艦部です。前面のプラ枠の形が分かると思います。
左の巻き戻しノブです。プラ部には、TARON AUTO-EEの名称が、OからEEかけてのデザインが当時流行の電子っぽいものになっています。
シャッターボタンと、凝った形状の巻き上げレバー。中央はカウンター。巻き上げると露出計がONになります。
行き場のない電池ボックスが左サイドに。H-D(MR-9)型水銀電池 1個です。裏蓋を開けるレバーの真上で、少し邪魔です。
背面です。プレスのファインダー窓がしょぼい。なぜ、ここまでプロで覆わなかったんでしょう。ファインダー窓の上部には、適正絞り値が表示されます。
底です。電池ボックスがないので、リワインドボタンのみですが、それなら三脚ネジ穴は、光軸上にして欲しいですね。
まぁ、普通のシャッター速度優先EE、距離計連動式カメラですね。普通すぎて、情報がなく調べるのが大変。