第180夜COSINAでない、本家のベッサ
今夜の写眞機は、本家Voigtländerの6×9の蛇腹カメラ、Bessaです。
スプリングカメラ(フォールディングカメラ)なので、折りたたまれているので、使うには展開します。巻き上げのノブの横のボタンをポチっとします。
すると、前面のカバーが開いて、レンズが出てきます。
さらに開いてゆくと、蓋に付いているシャッターレバーが立ち上がります。
90°近くまで開くと、ファインダーカバーが跳ね上がり、ファインダーが展開されます。
そして、90°開ききると、蓋がロックされて、撮影可能になります。
レンズは、Anastigmat Voigtar 1:6.3 F=10.5cmです。
シャッターは、T、B、1/25~1/125秒です。Bの隣が1/125なんですよ。
絞りのレバーは鏡胴側面にあります。開放が6.3ですよ。絞りの横に、ショートレリーズ用の接続部があります。
ピントは目測で、∞、風景と反時計回りに近接になっていきます。
23、グループ、10、8、ポートレートの順になってます。
蓋から飛びでているのがシャッターレバーです。
蓋の裏を通って、シャッターに接続されています。
シバーを押すと、シャッターが切れます。
レンズの上にはプリズムファインダーが付いています。これは曇ってて見えてませんね。
これは、横構図の場合で、くるっと回転出来ます。
90°回すと縦構図になります。
ボディー上部には素通しのファインダーもあります。
ファインダー内には、6×4.5用のマスクが畳まれています。
背面です。6×9と、6×4.5に対応した赤窓があります。
側面のベルトの下に、背面オープン用のスライドボタンがあります。スライドしてパカッと背面を開けます。
底です。また変な位置に三脚穴が空いてますね。
蓋には、爪があり、それを起こすと、縦位置の時の足になります。
フォクトレンダーのベッサと云うと、すっかりコシナのRF機のイメージになっていますが、蛇腹党はこっちをイメージすると思いますよ。