第192夜 とりあえず持っておけば安心
今夜の写眞機は、Nikon FM2です。廉価版のFTの系譜なのですが、FM2は中級機になると思います。
フラグシップから機械式が消えても、FM2は、本気度の高い機械式マニュアル一眼レフです。
絞り込みレバーとセルフレバー。この辺りはFシリーズ標準の配置ですね。
左はレンズ取り外しボタンと、シンクロ接点なのも、同じです。写ってませんが、ファインダーの下には小窓があって、絞り値を読める様になっています。
軍艦部は、露出計内蔵ですが、ファインダーは、Fのアイレベルと同じ形です。シューがホットシューになっています。
ホットシューになったので、巻き戻しクランクのベースは、背面開閉のロックになってます。矢印を手前に引いて、クランクを引き上げると、背面が開きます。
機械式シャッターですか、1/4000までに拡張されました。これなら電子シャッターいらないでしょ。巻き上げレバーはこの位置ではシャッターが押せません、レバーを起こすロックが解除されます。レバーの根元のレバーは多重露光用レバーです。
背面です。ファインダーは固定なので、取り外しボタンはありません。メモホルダーだけのシンプルに背面です。
底です。電池ボックス、リワインドボタン、とワインダー連結部があります。
右はワインダーの接点と、電池ボックス。電池は酸化銀電池「SR44」を2個使います。
リワインドボタンとワインダー連結部です。
フルマニュアルの機械式といっても、露出計は内蔵しているし、SSも1/4000秒まであるので、困ることはなく、壊れる要素もないので、入門者がカメラを勉強するのにはもってこいのカメラです。1台持っておいて安心のカメラです。