第205夜 10はAUTOの通り名
今夜の写眞機は、OLYMPUS L-10 PANORAMAです。Lシリーズの2桁機、L1桁機の廉価版となるシリーズです。
コンセプトは1桁機と同じですが、OLYMPUSで10とからにはお察しの通り、オートで使う事を前提としたカメラになっています。
OLYMPUS LENS 28-110mm F4.5-5.6で、広角側が28mmなりました。しかも、非球面レンズです。電源を入れると伸胴します。そこからワイドもテレも伸びたままです。
イケてないシールw
上からみたところです。電源を切ると沈胴するので、見た目小さくなります。ただ、ずんぐりとしています。
電源はスライドのままで、フラッシュのスイッチも兼ねる様になりました。
操作系は全て右側に。センターのFULL AUTOがこれで使えと主張しています。もちろん、十字ボタンで4種のプログラムを選択できます。露出モードは、プログラムAE(フルオート,ストップアクション,ポートレート,夜景・風景),絞り優先AE。
露出は、TTL中央部重点測光,スポット測光。スポット測光はシャッターの横に移動。F.No.は絞り値を段階的に選ぶ変則的な絞り優先オートにできます。FULL AUTOで解除されます。
背面です。変な形のファインダー枠です。でも、視度補正付いてます。背面の真ん中に日付のセット機構があります。
ファインダーの左にセルフ、右になんちゃってパノラマの切り替えレバーがあります。
中はL1桁と変わらないですね。
ただ、撮ったフィルムをためておくところがシャッター横になりました。
背面蓋の裏は普通で、フィルム窓に諸悪の根源のモルトが使われています。
DX感度接点です。なんか接点がやすっぽい。
底です。相変わらずリワインド釦が小さいです。電池蓋がネジからレバーロックになって使いやすくなってます。
とりあえずオートで使えば1桁より使いやすいかも。オリンパスは、デジタルでもオート推奨ですから。
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