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第135夜 形は違えどretinaはretina

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今夜の写眞機は、コダックの retina reflex です。Retina IIIcをベースにした、一眼です。

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早い話が、Ⅲcのレンズ前群を使って、レンズファインダーを一眼化しただけの機種です。

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鏡胴は、前から、シャッタースピード、絞り、ピントの順になっています。

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シャッタースピードは、レンズシャッターなので1/500までのシンクロ-コンパーで。

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レンズの横のベロがレンズのリリースレバーです、レンズの前群しか交換出来ませんがⅢcのものがそのまま使えます。ただ、f5.6のレンズを付けても、絞りをf2.0と設定できます。でも、当然5.6なので、なにを付けたか意識する必要があります。鏡胴途中にあるレバーは、シンクロ接点の選択レバーです。

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上から見ると、Ⅲcにペンタ部をくっつけたデザインなのが分かります。

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軍艦部、左サイドはフィルム覚えです。

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右サイドは、カウンターと、露出計と感度設定になります。

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背面です。ファインダー横のレバーはカウンターのリセットで、カウンター横のボタンを押してフリーにして、このレバーをカチャカチャとスライドしてカウンターをリセットします。レンズシャッターなのでクイックリターン式ミラーではないので、巻き上げるまでファインダーはブラックアウトです。

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底です。左が裏蓋のロックで、矢印の方に回すと、リリースのボタンがだて来ます。右のヘンテコに曲がった巻き上げレバーの角にあるのがリワインドボタンで、これを押し込んで、軍艦部のノブで巻き戻します。

一眼になっても、いかにもretinaなデザインがいいですよね。これは、ebayで入手しましたが、見た目と裏腹に、兎に角安い。円高時代だったので、えっ!と云う様な値段です。今は円安で、国際宅急便も値上がりしていて、手を出すには、割が合わないかもしれませんね。

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