第196夜 Mは、MONOのM
今夜の写眞機は、OLYMPUS M-1です。M-1はオリンパスが「小型・軽量・軽音」を目標に、5年の歳月をかけて登場したオリンパスの一眼レフシステムカメラです。
「小型・軽量・軽音」を具現化したその姿は、本当によくまとまっているのは、見た目からもよく分かります。ただ小さくしたのではなく、操作系は玉に大きく作ってあって、小型化が使い勝手を阻害していません。
ボディー右側には、リワインドクラッチ、ミラーアップノブ、セルフレバーが配置されています。
レンズのリリース機構は、レンズ側に搭載されています。ミラー室側面にシンクロ接点があります。外周がFPとXの切り替えになっています。
マウント部がシャッターダイアルになっています。構えた状態で、シャッター速度が変えやすくなっています。M-1は、軽音が徹底されていて、OM-1よりシャッター音が小さいです。
絞り込みボタンです。OMシステムでは、絞り込み機構はレンズ側に付いていますので、機種には依存しません。
軍艦部です。小さいボディーに対して、操作系が大きいのが分かります。
左は、巻き戻しクランクと、露出計SWです。そして、いわくの元となるM-1のロゴです。
右は、一見するとシャッターダイアルにも見える感度設定ダイアル。横のボタンを押しながら回します。レバーの長さとか、カウンターのフォントとかがOM-1と異なります。
背面です。OM-1と違いメモフォルダーはありません。アクセサリーシューの付け根にはFIXの文字があります。
その下のダイアルを回すと、シューが取り外せます。外した後には、お約束の傷があります。
底は電池ボックスのみ。電池は、水銀電池H−D型1.3Vを1個使用します。
M-1は、OM-1のトップカバーを変えた物があったりして、ネットでは見分け方が載ってたりしますが、M-1からOM-1になったので、別に同系統なので、M-1だと思って使っていればいいんじゃないかと思います。シャッター音はM-1の方がいいですけど。まぁ一応、自分のはM-1の条件は満足してます。