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第136夜 レンズ総取っ替え
今夜の写眞機は、Retina Reflex Sです。Ⅲc ベースのReflex から、マウントをデッケルマウントに変えたのがReflex です。
マウントがデッケルに変わったので、絞り環より前の、全郡交換式に変わりました。この個体に付いているのは、Retina-Xenar 50 mm F1.9 Schneider-Kreuznachです。大体、ebayで手に入れると、135とセットで手に入ります。
見てのとおり、絞り環を残して、前がまるごと外れます。
被写界深度指標が赤い矢印で、絞りを変えると、被写界深度の範囲で動くギミックが見ていて楽しいです。
Sから露出計がシャッタースピードと連動する様になりました。
絞りをセット後、露出計の針に合う様にこのダイアルでEV値をセットします。以降は、シャッタースピードを変えると連動して露出が変化します。
ダイアルの上のレバーはレンズリリースです。
軍艦部です。ぱっと見は、露出計が変わった位でしょうか。
リワインドノブのフィルム覚えが、感度覚えになっています。
カウンターは変わらずで、露出計が変わっています。この露出計の針に併せてEV値をセットすれば後は、連動して動作します。
背面です。丸いファインター窓がカワイイですね。その横がカウンターのリセットで、カウンター横のボタンを押した後、カチャカチャとスライドして、カウンターをリセットします。
底の配置は変わりません。捻ってボタンがでたら押し込んで、裏蓋を開けるのと、曲がった巻き上げレバーの所にある、リワインドボタンはReflex から変わってません。
Sになって、レンズの口径が大きくなったので、見た目のバランスが良くなって、一気に垢抜けた感じになりました。といってもレンズシャッターなので、性能はそれなりなんですけどね。