第216夜 レンジファインダーは小型に限る
今夜の写眞機は、ミノルタの小型レンジファインダー機、minolta HI-MATIC Fです。
ベストセラーのコニカC35に対抗すべく、同じプログラムEEのHI-MATIC Eより、一回り小さくなって登場。
レンズは、ROKKOR 38mm/F2.7、シャッターは、SEIKO ESLで、4~1/724秒。受光素子は、CdSです。
電子式プログラムシャッターになり、EV0.9~17の広範囲にわたってのAE撮影が可能
EV0.9~7.9は、F2.7のままシャッター速度のみが4~1/30秒で変化、EV7.9~17は、1/30秒F2.7~1/700秒F13で、シャッター速度と絞りが組み合わせで変化する。
軍艦部は至ってシンプルで目立つのバッテーリーチェックのランプのみ。
このランプは手ぶれ警告も兼ねていて、ファインダー内にも表示されます。
背面のボタンを押すと、バッテーリーチェックOKでライブが点灯します。
ただ、電池がないとシャッターは機能しないのに、シャッター音がするという、ペンタックスAUTO110と同じ素性の持ち主。
左側面にはシンクロの接点が付いてます。キャップ付きです。
底です。ほとんどのスペースを電池BOXが占めています。
HM-N(NR52)型水銀電池 2個で、入手不能なので、片側を短絡して、もう片方にLR44二個入れて使います。これは、ビスで短絡してました。
巻き上げノブを引き上げると背面が開きます。特に何もない。
小型のEEなので、難しいことは置いといて、さっと出したらピント合わせて、パチリと撮るという、単純な軽快さが良いですね。