第133夜 日本のセミとはひと味違う
今夜の写眞機は、Baldax です。Balda社の4.5×6のfolding cameraです。
蓋を開けるとジャバラが伸びて撮影状態になります。重厚感のあるレンズ周りですね。
蓋に付いている爪を起こすと、カメラを立てることが出来ます。
昨晩のミノルタは、斜め一本でしたけど、Baldaxはたすき掛けです。
ファンダーは折りたたみ式なので、蓋を起こすとバネで立ち上がります。
レンズ周り、ピントは前群回転です。シャッターはVARIO、最速でも1/100
レンズは、zecanar-Anastigmat F4.5 50mmです。
上から見ると、たすきの構造が分かりやすいですね。レンズユニットの溝をたすきが動いて、蛇腹を繰り出してます。
裏蓋を開けるレバーは、スライド式です。
背面には、枚数確認用の赤窓があります。
底です。三脚穴は端に付いています。昨晩のミノルタと比べると簡易な作りですね。
1930年代のカメラなのですが、未だにしっかりしてますね。でも、こまで古いと素性を調べるのも一苦労です。