第127夜 K2はオミット
今夜の写眞機は、ASAHI PENTAX KXです。もはや、PENTAX KXで検索するとデジタル一眼しか出てこなくなってしまいました。
KXは、Kマウントに移行して、K2の次に出た機種になります。なんで、K2がないかというと、K2は電子シャッターオンリー機のため、電池がないと撮影出来ない機種なのでオミットしました。それに対して、KXはSP系機種がベースとなっていて、従来の「布幕横走り型シャッターユニット」の機械式フルマニュアル機です。
左から、絞り込みボタン、セルフレバー、レンズリリースレバーです。絞り込みボタンは、押し込むと絞り込んでのプレビューができて、外周を回すと、ミラーアップが出来ます。
ネームプレートの下の小窓は、絞り値をフィンダー内に移すための小窓です。実にアナログな手法ですね。
左は未だにフラッシュ接点のみです。右のレバーを一つくらい移動したら配置のバランスがいのにと思います。
K2で完全新規設計されたにも関わらず、軍艦部はあまり代わり映えはしません。
左はバッテリーチェックボタンと、巻き戻しノブ外周の感度設定になります。
右はシンプルにシャッターダイアルとカウンターだけで、M42機と代わり映えしませんね。
背面はメモフォルダーが追加になりました。
底です。電池ボックスの蓋に表記すらなくなっています。マウント基部辺りが絞り込まれていて、小型化されているのが分かります。
空シャッターを切っていても、電子シャッター機と違い、機械式フルマニュアル機は、機械を触ってる感があって、楽しいですね。