江ノ電鎌高前踏切の”怪”: Part2新幹線編
10年くらい前からyoutubeをやっていて、現在約50本の動画を載せてます。https://www.youtube.com/channel/UCAzmerD0Vvbv9bZ8Dk9r_MA
上記のyoutubeに載せた作品からピックアップして、制作にまつわる苦労話・裏話をここに書いています。
前回の「江ノ電鎌高前踏切の”怪”」「Part1 SL編」に続いて、今回は「Part2 新幹線編」です。https://youtu.be/emrFAY9uZTQ
新幹線の撮影場所は、手前に建物などの遮る物がない、広大な場所が条件となるので、神奈川県平塚市の田んぼが広がる一帯を候補地として、当初から考えていました。
で、実際に向かったのは平塚市大神にある神田幼稚園裏手界隈。平塚駅北口から本厚木駅南口行きバスに乗り、「柳の内」という停留所で下車した辺りです。
ここは新幹線の撮影ポイントとして鉄道ファンにはよく知られている場所だそうです。私の趣味はバードウォッチングなので、野鳥が多いこのあたり近辺には何度か来たことがあります。
バスを降りた辺りから新幹線の線路までは約300メートル。その間は一面の田んぼで、遮るものは何もありません。新幹線を撮るにはまさにうってつけの場所です。
これを撮影した時点では、作品の最終的なイメージがまだ出来てなかったので、とにかくいろんな写真と動画を撮ることにしました。線路に近づいたり、離れたり、角度を変えたり、レンズを変えたり・・・と、めちゃめちゃ大量に撮りまくりした。最終的に使ったカットはほんの僅かなんですが。
あと、車体に被さる支柱などがあって、これは予想の範囲内ではあったのですが、消すのはすごく手間がかかりました。
車体には、こんな汚れ ↑ があったりもするんですね。これは意外でした。
まぁ、作品中の新幹線は、江ノ電鎌高前の狭い踏切の区間を高速であっと言う間に通り過ぎるので、そんなに細かい所まで気にする必要もなかったんですけども・・・。
新幹線は16両編成ですが、狭い踏切の区間を走らせるには長すぎると思ったので、途中をカットして半分の8両にしました。
鎌倉高校前駅周辺の、実際の地図に当てはめてみると、8両でもこんなに長い!! まぁ、結果的には、これで長すぎず短すぎでもなくちょうど良かったと思っていますけど。
この作品を見た人の反応(youtubeのコメント)は実にさまざまです。
SLについては「ホントに江ノ電の線路上を走ったのかと思った」と言う人が少なくないのですが、さすがに「新幹線がホントに走ったと思った」って人はいないみたいです(^^;;
新幹線の高さが実物と違う・・・という指摘をした人もいますが、結構細かい所に気づくもんですね。江ノ電の架線にパンタグラフを合わせる都合上、実物大というワケにはいかない。
まぁ、カーブが曲がれないとか、線路幅が違うとか、誰が見たって明白なジョーク動画に対して、そんなマジレスする人もいたりして、こういう鉄道系(って言うべきなのかなぁ・・・違う気もするけど)の動画を載せるといろいろメンドくさいなって、正直、思いました。
あと、鉄道ファンかどうかは知らないけど、タイトルの文字色がどうたら・・・って書く人もいたけど、そんな特殊な趣味の人に合わせての作品作りなんてムリですw
※今回はここまで。このシリーズは、前回の「Part1:SL撮影編」に続いて今回の「Part2:新幹線撮影編」、そして、このあと「Part 3:編集編」を書きたいと思っています。
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