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世界大会ベスト8が教える!今日から使えるKC前講座②サンダードラゴン編

みなさん、こんにちは、ATMです。

今回は前回に引き続きKCの目玉となりえる環境デッキの解説をお届けしようと思います。
(以下同文)

今回のKCは、私が世界大会優勝を目指して必死に調整を行った環境からほんの2週間ほどしか経っておらず、殆ど様変わりしていません。
新パックで新たに環境に参入できそうなのは「先史遺産(オーパーツ)」ですが、これもトップメタを張ることはないと考えています。

そのため、世界大会に向けて必死で積み上げ、習得した技術、構築理論を余すことなく活かせる私にとっては、この上なくベストな環境でのKCとなると思われます。

また、本KCが終われば新ワールドの実装に伴い、現役の多くのデッキはその原型を留められないほどに根本から破壊されるであろうことも創造に難くありません。

そのため、この知識が有効かつ、日の目を浴びるタイミングは、KC前のこのタイミングしかないと考えていることがお分かりいただけると幸いです。

本当は、世界大会の調整にあたって多くのデッキを触っており、その一通りについて解説しきる自信があります。

しかし、片っ端からテーマを取り上げては有料記事にして、売り抜けてはデッキを持ち替える、といった行為を繰り返すような不誠実なプレイヤーだと思われたくはなく、情報による環境操作などと思われることもまた心外です。

そのため、今回は世界大会に持ち込んだ「オノマト」「サンダードラゴン」「ハーピィ」の3デッキのみの解説に絞り、それぞれについて、個別で解説記事をお送りしていこうと思います。

テーマを絞ったことにより、狭い範囲ではありますが、その分、世界大会に向けた調整内容、理論、環境分析を流用できるため、ベスト8の結果と合わせて、これ以上ない形で情報提供ができると考えています。

また、各解説記事では、その他テーマとのマッチアップでの重要ポイントも取り扱っていくことになるため、直接的ではないにしろ、その他デッキの評価、解説も読み取れる内容でお送りしていくつもりです。

そのため、使用者側だけでなく、対策側としても嬉しい、正に参考書のような記事を目指しました。

また、本記事は元々1本の記事の予定だったものですが、

「テーマ毎に小分けにした方が、その分深堀りしやすく、1テーマだけ記事を確認してみたい、と思われる読者さんにも喜ばれやすいのではないか?」

といった考えから、分割販売を行うに至りました。

そのため、まとめて読みたいと考えてくださる方には、個別に買うよりも遥かにお得な値段設定となっている、まとめ買いの方をオススメしたいと思います。
購入方法は個人のニーズに合わせていただき自由に選んでいただければ、と思います。

また、参考までに私の過去の調整記事や、有料noteのリンクを幾つか掲載しておくので、ご購入にお悩みの方は参考に1読していただき購入検討の補助に使っていただければ、と思います。

世界大会の調整過程をまとめたレポートです。
本記事では、これらのデータや経験をベースに各種解説は行われていきます。

OCGの記事ですが、過去に販売した有料noteです。
現在は情報が古くなっていることから、全体の8割ほどを無料公開しているものです。
有料記事に対するスタンスの確認としてもってこいと言えるでしょう。


前置きが長くなってしまいましたが、そろそろ本編に移りたいと思います。
今回は環境2トップの片割れ「サンダードラゴン」の解説編となります。
その他テーマ記事とお間違えの無いようご注意の下、本記事を手に取っていただければ、と思います。

それでは参りましょう。

今記事は、KCをガチで走るぞ、という方に向けたかなり実戦的な内容となっており、そのための記事となっております。

そのため、各デッキについての最低限の知識がある前提で解説が進む可能性があります。

具体的には、

シスター+バンチョーの組み合わせで何ができるのか
「ガガガヘッド」1枚から何ができるのか

といった初歩的な内容や、各デッキのカードの効果などは知っているものとして進めていくくらいだと思っていただければ概ね問題はありません。

その上でなお、ご購入の上で、分からない部分があった場合はDMなどで質問も承りますし、必要性を感じたなら追記・修正を行います。


サンダードラゴンの強みとは

「サンダードラゴン」デッキの強みは主に以下の2点です。

①「サンダードラゴン」ギミックを回すことで得られる豊富なリソースと耐久力
②「レヴィオニア」を交えた対面破壊性能

特に「サンダードラゴン」は「レヴィオニア」デッキとも揶揄されるほど、「レヴィオニア」の成立可否でデッキパワーに差が生まれがちなデッキです。

そのため、引きが重視されるデッキだと思われがちですが(そしてその側面もあることは否定できませんが)、基本的には緻密なゲームプランの下に組み立てを行っていくデッキです。

つまり、「サンダードラゴン」を強く扱うためには、強みの②の「レヴィオニア」の強さに着目するだけでなく①の「サンダードラゴン」ギミックを強く回していく技術も求められるわけです。

これができるようになると、「サンダードラゴン」ギミックを重視した立ち回りでゲームを作りながら延命し、その過程で「雷鳥」の効果などを絡めたマリガンからゲームを決めるカードを触って勝利できるため、タイトなゲームに勝利することができます。

本記事では、まずは「サンダードラゴン」ギミックを強く回しゲームを作るための基本的な立ち回りを中心に解説し、読者の方にゲームの再現性を提供することから始めます。

そして、それらをベースにした応用の立ち回りやアドリブの際の思考方法を解説し、各対面毎の細かい立ち回りやパーツ選定の話に移行していきたいと思います。

どうぞ最後までお付き合いください。

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