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会社が派遣社員の次回契約を更新しない3つの理由【会社側の事情】

こんにちは!yuuです!
ブログ“Atlas”を運用しながら、こちらでも頑張っています!

派遣②


働き方が多様化し、派遣とゆう非正規雇用の働き方もポピュラーになったこの時代。
主婦の方で派遣社員として勤務されている方も多いのではないでしょうか。

私もその一人で、基本、派遣社員として勤務しています。

派遣社員として人事の仕事に携わっていた時期もありまして。
人の動きに関する業務にも携わっていました。


yuu:採用関係から始まり、入社手続き、そして時には退職手続きなどね。


人事にいると、常に会社の内部事情を把握しておかないといけないので。


人事部長:営業課の派遣さん、契約更新の時期なんやけど。
まだ部長からGOが出てなくて・・・


などの内部情報も普通に入ってきます。


yuu:なんなら人事としてちゃんと「〇〇さん、契約更新保留中」と記録しておかないといけない・・・同じ派遣社員の立場としてあんまし聞きたくないけどね。



派遣社員の契約も満了に近づき、次の契約更新をどうするか?
だいたい、契約満了日の1カ月前を目安に派遣会社がその確認に動き出します。


人事にいたからこそ分かる人事側=会社者側の事情


会社側が派遣社員の契約を更新しない理由”を3つに分けて説明していきます。


yuu:私自身が派遣社員だからこそ、派遣の契約の仕組みなどもわかるので。そこも含めて説明していくね!





会社側が派遣社員の契約を更新しない3つの理由


派遣①


単純に人件費以外の予算が人件費を圧迫してしまった


まず、派遣社員を雇い入れるにあたり、その分の人件費の予算はしっかり事前に確保されているものです。
当たり前のことですが笑

繁忙期の時期など、多少の残業もある可能性も含めて、一般的に少し多めに予算を取っています。

よって基本、人件費の予算枠自体を圧迫することはめったにありません。


あり得ることとして、突発的な開発費や物品購入費の発生、または取引先の未収金などがたまたま重なるなど、会社の資金繰りが厳しくなり、派遣を雇い続ける体力が会社側になくなってしまってしまう場合があります。


yuu:コロナの時期には実際、取引先の未収金が重なって派遣切りにあった派遣社員もいたらしいです。


これらは部署内でも起こりうることです。

営業部は資金潤沢だけど、開発部は予算オーバーで資金繰りが厳しい・・・など。
当然そうなると開発部にいる派遣社員は次回の契約更新をしてもらえない=俗にいう派遣切りに合う可能性は十分にあります。



資金繰りをどうにか回復しようとして会社側が真っ先に目を向けるのは”派遣社員”です。
そもそも派遣社員はその会社に派遣されているだけで、派遣社員の所属は派遣会社=派遣元なのですから。

yuu:いわば会社側にとっては自分のところの社員でもなんでもないのでね・・・


基本、派遣社員って3カ月ごとの契約更新の場合が多いのです。
たまに6カ月更新の時もありますが、基本は3カ月更新となります。

会社にとっては、次の契約について考えるタイミングが3カ月ごとにあるのですから、、、
ぶっちゃけ派遣切りもしやすいわけです。


会社側からすれば、契約期間はしっかり守ってるわけで。


忙しい部署だから派遣社員を雇ったのに・・・意外に仕事が回ってしまった


雇おうとしたとき、雇ったときはめっちゃ忙しかったのに。
なぜか想定外に仕事量が少なくなり、「派遣社員雇ったけど必要なかった」の状態になったケースについてお話します。


短期の派遣社員を雇ったときによく起こるケースですが。
一時的な繁忙期に向けて2ヶ月だけの契約で派遣社員を雇ったのに、意外と仕事が早くに回ってしまい、残り1ヶ月間、してもらう仕事がなくなってしまった・・・


yuu:けっこうあるあるです。マジであるある。私が短期派遣で行ったところの半分はそうかも泣


短期契約ならばいいのですが、これが長期派遣を雇ったときにも起こった場合。

例えばよくあるのが、新規部署を立ち上げて、確実に忙しくなるから・・・
社員だけでは心もとなくて派遣社員も1人入れたけど・・・
予想に反して多忙にならなかった場合など。

明らかにこのまま多忙にならないと会社側が判断すれば・・・
当然、派遣社員の次回の契約更新をしない方向で事を進めることになります。



派遣先と派遣元との食い違い?そもそも更新についてはグレーだった?


派遣元=派遣会社としては、派遣社員を派遣先に送り出すにあたって、必ず契約書を作成するわけですが。
いろいろと細かいことを派遣先である会社と確認してから作成しています。当然ですが。

その段階で起こりえる残念な事故として、


会社側:3ヶ月ごとの契約更新で長くても1年間くらいの契約がいいなぁ。


派遣先である会社側は思っていたのに対し。


派遣会社:長期の契約が取れて良かった~。〇〇さん(派遣社員)に頑張ってもらわないと!


派遣元である派遣会社は、まさか1年間などの区切りはなく、完全に長期契約で派遣社員を送り込めると思っていて。

そのあたりのヒアリングを派遣会社の営業さんがしっかりできていなかったため、派遣先である会社側は・・・

会社側:最初から1年間だけの予定やったから・・・次回は○○さん(派遣社員)の契約更新しない方向で進めてるんですけど。



となるわけです。

そうは言っても、1年を超えて引き続き雇用してくれる可能性もあるわけで。
あえてそこはお互いにグレーにしてる節もあるのかな?と思わなくもないですが。

しかしこれは派遣社員にとってはビックリな事件です・・・

yuu:こんなことある?って思いますよね?これ、実際、私が人事にいた時に起こった話・・・


社内で稟議書をファイリングしていたら、○○さんの契約の稟議書が。
なんとなく目を通すと”1年間の派遣予定”って書いてあったんですよね。


yuu:お?これは大丈夫なやつか?
なんかちょっと食い違ってる感ないか?


とちょっと心の中では思っていましたが。
人事はいらぬことを一切言えないので心に秘めていたら。(特に派遣元=派遣会社も絡んでくる話なので)

案の定、1年経つ少し前の契約更新の時期にしっかり揉めてました。


人材のマッチングがうまくいかなかった場合


派遣会社も会社側も、派遣社員を派遣させるにあたっては、十分に話し合って人材のマッチングについて話を進めているはずです。

そもそも、該当の派遣社員を紹介するまでに、その派遣会社内で人材選考も十分に行い、派遣先=会社が求める人材に見合っているか、しっかりマッチングをしてから実際に会社に紹介しています。

なので、基本的には人材のミスマッチは起こらないはずなのですが。


ごく稀に、「○○のできる人をお願いしていたのに、○○できない方が派遣された」などとなってしまうケースもあります。


こちらに関してはシンプルにスキル面でのミスマッチが原因なので。
契約更新をしない方向性で話を勧められてしまう可能性は高いです。

仕事のスキル以外の面で言えば、社会人としての当然の行いをできない派遣社員も残念ながらいらっしゃいます。

yuu:例えば勤務中に頻繁にタバコを吸いに行くとか。毎朝のように平気で遅刻してくるなど。

残念ながらどちらも実話です・・・


そういった仕事面での能力以外の部分で、”次の契約更新は難しい”と判断されてしまうケースも。


【さいごに】会社側が派遣社員の契約を更新しない3つの理由


派遣③


派遣社員に非があってもなくても。
誰にでも「契約更新をしてもらえない」可能性はあります。

yuu:会社側の事情も本当にあるので。「自分には能力がないんや」「スキル不足やから切られたんや」と思うのではなく、ご縁の問題だと割り切ろう!!


以下に、会社側が派遣社員の次回の契約を更新しない理由をまとめていきます!

【まとめ】

  • 派遣の分の人件費をしっかり確保していても、他のところで資金が必要になったなどの会社側の突発的な事情で、資金繰りが難しくなるケースもある。
    それによって派遣社員の契約を更新しないケースが出てくる可能性はある。

  • そもそも会社側は最初から1年間だけ派遣社員を雇いたいと考えていた?
    きっちり考えていたのか、それとも1年を過ぎて契約更新をする可能性があるかもの気持ちもあったのか。
    そこは定かではないが、派遣会社と会社側の行き違いの可能性もある。
    その場合は当然、その時期が来たら、会社側は派遣社員の契約を更新しないと判断する

  • 人材のミスマッチ。
    もしくは派遣社員の社会人としての自覚が足りない等の理由会社側から契約更新しないと判断される可能性はある。

  • 派遣会社はしっかり次の案件を紹介してくれます。
    会社側がたとえ上記のような理由契約更新をしないと判断しても、また前向きに次の派遣先で新たな道を歩み出しましょう!




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