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Forgeの環境設定準備


はじめに

Forgeアプリを作成するための環境を構築していきます。


Node.jsのインストール

mac OS,Linux,Windows10で方法が異なります。


私がMacなのでMacのインストール方法についてご紹介しようと思います。

macOSの場合

nvm(Node Version Manager)のインストール。詳細インストール手順はこちらを確認してください。


インストールが正常に完了したらターミナルで次のコマンドを入力し実行(Enterキーを押す)

nvm install --lts

こちらは最新のLTS版(Long Term Support:長期サポート版)Node.jsをダウンロードするコマンドです。


コマンドの実行が完了したらターミナルで次のコマンドを入力し実行(Enterキーを押す)

nvm use --lts

こちらはインストールした最新のLTS版Node.jsを現在のシェル(ターミナルのセッション)で使用するように切り替えます。


最後にターミナルで次のコマンドを入力し実行(Enterキーを押す)

node --version

こちらはインストールされて使用中のNode.jsのバージョン番号を表示させるコマンドです。v16.14.0 のようなバージョン番号が表示されます。


macOS以外の方法については以下を参照してください
Linux:

WIndows:


Forge CLI(コマンドラインインターフェース)のインストール

ターミナルで次のコマンドを入力し実行(Enterキーを押す)

npm install -g @forge/cli


ターミナルで次のコマンドを入力し実行(Enterキーを押す)

forge --version

こちらはインストールされて使用中のForge CLI(コマンドラインインターフェース)のバージョン番号を表示させるコマンドです。


バージョンが正しく表示されない場合は正しくインストールできていない可能性があるのでnpm install -g @forge/cliを再度お試し頂き、エラーがあるかどうかを確認してください。


Atlassian API Tokenの作成

 APIトークンの作成

上記のurlにアクセスします。

Create API Tokenを選択


トークンの用途をわかりやすくするために、「forge-api-token」 などの名前を入力します。


Createを選択するとAPIトークンの作成が完了です。


Copyして大切に保管してください。


APIトークンは、あなたのアカウントへのアクセスを許可する大切な鍵、いわば家の鍵みたいものです。不正に利用されると、データの漏えいやセキュリティリスクにつながる可能性があります。大切に保管しましょう!



Forgeにログインする

Atlassian Forge の CLI(コマンドラインインターフェース)を使用するには、最初にログインする必要があります


注意点
Forge CLI を実行するときは、sudo(管理者権限)や root ユーザーを使わないでください!
管理者権限で実行すると、ファイルのアクセス権限が変更されてしまい、通常のユーザーで Forge CLI を使えなくなる可能性があります。


ターミナルで次のコマンドを入力し実行(Enterキーを押す)

forge login


コマンドを実行すると、Forge から「CLI (コマンドラインインターフェース)の使用状況やエラー情報を送信してもよいか?」と聞かれます。


どちらを選んでも問題ありませんが、オススメの選択肢は以下の通りです。

Yes(許可する) → Atlassian に Forge の使用データを送信し、Forge の改善に協力できます。
No(許可しない) → データを送信しません。Forge の使用には影響なし。
「Yes」または「No」を入力して Enter を押しましょう!


次に自分のAtlassian アカウントのメールアドレス を入力します。
登録している Atlassian のメールアドレスを入力し、実行(Enterキーを押す)



最後にAPIトークンを入力します。
先ほど作成したAPIトークンを入力し実行(Enterキーを押す)


正常に完了すると以下のようになります。

✔ Logged in as Mia Krystof


以上で環境設定準備は完了です!


次回の記事では実際にアプリの作成を行う方法をご説明します!


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