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2024年度 ヒューマングループ 新入社員入社式

2024年4月1日(月)に「2024年度 ヒューマングループ 新入社員入社式」が執り行われました。
当日の様子をレポートいたします。

今年度はグループ合計で過去最多の210名が入社しました。

入社式には、ヒューマンアカデミー、ヒューマンリソシア、ヒューマンライフケア、ヒューマングローバルタレント、ヒューマンデジタルコンサルタンツ、エフ・ビー・エス、計6法人の新入社員が参加しました。

開会の辞により式は定刻に始まり、役員紹介の後、佐藤社長、主要3法人のプレジデントによる挨拶がありました。内容を抜粋してご紹介します。


ヒューマンホールディングス 佐藤社長

本日はみなさん、おめでとうございます。
今日からみなさんは晴れて、ヒューマングループの社員である「Human人(ヒューマンじん)」になりました。

今日は経営理念についてお話をしたいと思います。

為世為人(いせいいじん)
世のため人のために会社は存在するという理念です。

これを実現するための具体的な方法を、すべてのステークホルダーに提供する価値として「バリュープロミス:SELFing(セルフィング)」と定義しています。
SELFingというのは、中長期的に“なりたい自分”を思い描いて、それに至るプロセスを設定して、実践して、豊かな人生を送ること。豊かな人生を送ることによって豊かな社会づくりをしていく。これが我々のミッションです。

社員であるみなさんも重要なステークホルダーですので、SELFingをしっかり実践してください。

人生の目標は明確になっていますか。

グループに入社したら、まず、目標達成のためのマンダラチャートを元にした「SELFingシート」を書いていただきます。人生の目標を明確にすることによって、中長期的に広い視野で自分の人生や仕事を見つめることができ、SELFingシートの9マス、ひとつひとつが具体的になり、道しるべとなります。
また、人生の目標の中で仕事の位置づけを明確にすることで、自立・自律した人生を送ることができます。

そして、仕事を一生懸命やると必ず失敗します。失敗できる人というのはチャレンジしている人であると言えます。
中長期的に見ていくと、失敗は成長するための肥やしになります。人生の目標がなく短期的な視点しかなければ、失敗は致命傷になってしまいますが、中長期的に見ている人は、失敗から学び、PDCA(Plan・Do・Check・Action)がうまく回り出します。
しっかり人生の目標を持って、仕事の位置づけを明確にして、なりたい自分になっていく。これを実践してほしいと思います。

みなさん一人ひとりが目標を持ってチャレンジしていくことは、みなさんのためだけでなく、会社の発展にもつながります。これは会社とみなさんとの共生。さらには社会との共生、世界との共生へとつながっていきます。「SELFing」は非常に有意義なものです。

仕事については、
 成果に対して報酬を得るという認識を持つ
 インプットをしっかりする
 定量的な計画・対策を設定し、PDCAをしっかりと回す
これらを心がけてください。みなさんの成長、SELFingの実践につながっていくはずです。

今日から、Human人としての第一歩を歩み出していってください。


ヒューマンアカデミー 今堀プレジデント

今日晴れて入社されたみなさん、ありがとうございます。
今日から始まる社会人生活。期待や不安、いろいろな気持ちがあると思いますが、私からは、ひとつ覚えてもらいたい言葉として「バタフライエフェクト」の由来を紹介します。

この言葉は「ブラジルの一匹の蝶の羽ばたきが、めぐり巡って、アメリカ テキサス州のハリケーンの発生に影響を及ぼすのか」という気象予報の困難さを具体的に例える形で、初期条件の小さな違いが大きな竜巻を起こしていくことの比喩です。「偶然導き出された数奇な因果関係」を表す言葉として使われます。

要するに、この言葉自体は「ごくわずかな変化が後々大きく影響していく」ということですが、みなさんのこういった変化、ひとつひとつの言葉やアイデア、築いていく関係が、大きな変化につながっていくということを意識してもらいたいと思います。

みなさんは大きな翼を持って入社されましたが、それぞれの羽ばたきが会社だけなく、社会、日本、そして世界に大きな影響を与えうる可能性があるということです。

皆さんの入社をとても歓迎しています。そしてみなさんの羽ばたきを期待しています。失敗しても構わない。チャレンジをして、バタフライエフェクト、効果を大きく生んでいただきたいと思います。

本日はおめでとうございます。これから一緒に頑張っていきましょう。


ヒューマンリソシア 高橋プレジデント

本日はご入社おめでとうございます。
ヒューマンリソシアに104名の新しい仲間を迎え入れることができ、大変喜ばしく思っています。

みなさんの多くの方が2001年、あるいは2002年生まれだと思いますが、2001年の日本国内の出生数は約117万人です。私は1975年生まれですが、その年の出生数は約190万人。一方で、先日発表された昨年2023年は、わずか75万人という数字です。
2001年と比較すると約60%、1975年と比較すると4割弱になります。
これが現在の日本の人口減少トレンドの実態です。

人口減少を受けて、国内の多くの企業は市場の縮小、人材不足という大きな課題を抱えています。この課題を抱える顧客に対して我々が提供していく価値は「教育」「テクノロジー」「グローバル」の3つです。この3つの力で将来の日本をより豊かに魅力的にしていきたいと考えています。

ヒューマンリソシアに入社するにあたって、心掛けてほしい、大切にしてほしい言葉をお伝えしたいと思います。

それは「Fail fast(フェイルファスト)」です。

直訳すると「早く失敗せよ」という意味で、Googleを成功に導いた方法論のひとつで、早く挑戦し、早く失敗することを推奨する言葉です。
必ず失敗の後には学びがなくてはなりません。この言葉の真意は、実験と学習の重要性です。まずは試して失敗し、そこから得た教訓をもとにまた新たな仮説を試していく、このサイクルを早く実行することで、より早く成功していくというロジックです。

ヒューマンリソシアの合言葉は「Fail fast」です。決して失敗を恐れないでください。そして勇気をもって挑戦をしてください。勇気をもって果敢に挑戦するみなさんと共に、今期、過去最高売上・過去最高益、これに挑戦していきたいと思います。

本日より一緒に頑張っていきましょう。よろしくお願いいたします。


ヒューマンライフケア 瀬戸口プレジデント

ヒューマングループに入社されたみなさん、本日は誠におめでとうございます。

私たちグループの綱領「為世為人」。
世のため人のためですが、みなさんこの綱領にひかれて、何か心動かされるものがあって、今日ここにいると思います。
一日も早く社会人として、人のために、そして社会のために活躍できるようになっていってほしいと思います。

ヒューマンライフケアには21名入社していただきました。
内定式からの半年間、みなさんには介護福祉士の実務者研修など、介護の基礎的な知識を得るため研修を受けて今日ここに参加していただいています。
卒論を書いたりする中で大変だったかと思いますが、おつかれさまでした。

敢えてこの場で申し上げますが、みなさんは、知識は身に付けましたけれど、現場に立って利用者様を前にしたらまだ何者でもありません。今日から学んだことを少しずつ実践していきます。
先輩が温かく手取り足取り指導してくれることと思いますが、それを成長の糧にできるかどうかはみなさん次第です。

新卒入社した人は、5年後、施設長として介護施設の経営を切り盛りする役割を担っていただくことをむこう5年間のゴールとして設定しています。飛び級もありです。4年目、人によっては3年目で施設長になっている人もいます。

大事なことは、毎日毎日の仕事、これを丁寧に振り返ることだと思います。毎日を漫然と過ごしていたら成長はありません。うまくいったときも、いかなかったときも、なぜそうなったのかを振り返り、次の行動につなげる。この当たり前のことを丁寧にやっていく、これが一番の近道かと思います。

みなさんの成長はみなさん自身のためでもありますし、介護を受ける利用者様のためでもあり、会社のため、社会のためでもあると思います。
人の役に立つ、社会の役に立つ、これを実現できるように頑張っていただきたいと思います。


続いて、6法人の代表者への辞令交付に移ります。

新入社員答辞はヒューマンアカデミーが代表して。

自身の経験や社会課題から抱いた、“教育”の在り方、仕事に対する熱い想いを聞かせてもらいました。多くの同期を代表して、とても緊張されたかと思いますが、堂々とした姿でした。

以上で入社式は終了しました。
グループ従業員一同、みなさんが入社されるのを心待ちにしておりました。
これからよろしくお願いいたします!


<ヒューマンホールディングス株式会社・会社概要>
 
ヒューマングループは、教育事業を中核に、人材、介護、保育、美容、スポーツ、ITと多岐にわたる事業を展開しています。1985年の創業以来「為世為人(いせいいじん)」を経営理念に掲げ、教育を中心とする各事業を通じて、労働力不足、高齢化社会、待機児童問題など、時代とともに変化するさまざまな社会課題の解決に取り組み、独自のビジネスモデルを展開してきました。
 人と社会に向き合い続けてきたヒューマングループは、いま世界全体で達成すべき目標として掲げられたSDGs(持続可能な開発目標)にも積極的に取り組んでいきます。SDGsへの貢献を通じて、「為世為人」の実現を加速させ、より良い社会づくりに貢献していきます。