「アナカラーデッキ徹底研究!」赤青テスタ改造計画第六次中間報告
序論
環境外からこんにちは!自称世界一テスタロッサを愛する男厚揚げと申します。
だんだんと取り上げるデッキやタイトル用の語彙が無くなってきたところですが、
今回もやっていきましょう。
赤青テスタ改造計画第六次中間報告
「アナカラーデッキ徹底研究!」
【前回までのあらすじ】
超CSが大阪で開催されることを知った厚揚げ青年
相棒である赤青テスタロッサで本戦進出を目指すことを決意する。
目標達成の足掛かりとしてまず赤青テスタの現状について振り返り課題点をまとめ上げた。
そしてそれらを解決すべく環境デッキそれぞれへの対策を考えることで
・デッキ構築力の向上
・各環境デッキへの理解を深める
・対策カードの知識を増やし構築の幅を広げる
ことを目標とし、
前回はラッカライオネル、アナオービーへの対策について考えた。
今回の方針
今回のサブタイは前回までとちょいと異なり
「アナカラーデッキ徹底研究」
となっています。
ということで今回は、
「デッキ概要を振り返り軽く対策を紹介する」
というのをワンセットとして数デッキ紹介したいと思います(アナカラーって枠組みのせいで数が多いからね)。
ちなみに今回は専用の構築は作ってませんので悪しからず
(まぁ回数重ねすぎて構築もネタ切れになってきましたし…)。
1.現環境の主なアナカラー
それでは最初に現環境に存在する主なアナカラ―のデッキについておさらいしましょう。
代表的なデッキである
・アナカラ―ハンデス
・アナカラ―ジャオウガ
そんでもってそこから派生した
・アナカラ―ジウォッチ
・アナカラ―サイクルペディア
サガの登場前に猛威を振るっていた
・アナカラ―グラスパー
前回紹介したオービーメイカーを中心とした
・アナカラ―オービーメイカー
サガループを同型に強く出れるように改造した
・アナカラ―サガループ
大体こんなところでしょうかね?
今回はここから、前回解説したアナオービー、次回解説予定のサガを省いた5つについて解説していきたいと思います。
では、それぞれのデッキについて見ていきましょう。
2-1.アナカラーハンデス
参考デッキリスト
個人的に現代のアナカラーといえばこいつといったイメージがありますね。
最近はアナジャのほうが多いためアナハンはそこまで多くないといったところ。
主な動き方
①ベラドンナでマナを伸ばす
②メタを立てて妨害する
③ダークネスや有象無象でコントロール
④タイミング見計らってジャオウガで殴る
対策法
・とにかく速攻で決める
速度では余裕で勝っていますが、ジャオウガが着地したらほぼ負けなのでそれまでに決め切る必要があります。
そのためやはり速度重視の動きが必須となります。
なので安定して3キルを目指すためにも「無法設計図」の採用が望ましいと思われます。
・メタを焼けるようにする
やはり、踏み倒しメタを立てられるときついです。そのためメタが大量に並ぶ可能性のあるこのデッキに対しては焼却手段を大量に用意しておくことが重要です。採用候補はやはり
・バッドドッグ・マニアクス
・火焔特攻弾
・イデア・パラドックス
といったところでしょうかね?
ちなみに、灼熱ドロンゴーの処理の関係上マガツカゼは赤青テスタには刺さらないためこいつのみ無視で構いません。
・手札破壊対策を施す
赤青テスタは手札が結構カツカツなんで手札破壊は結構されるときついです。
そのため手札破壊対策は欲しいところ。
そこで採用したいのが「夜露死苦キャロル」です。
こいつさえ手札にあれば、手札を捨てる代わりにこいつを捨てることで灼熱の闘志や勇気と知識が実質のドローソースに変化するんで非常に強いです。ちなみに、ダークネスはセルフハンデスなのでこいつさえいれば完封できますね。
また、ハンデスに反応して効果を発揮する
・疾封怒闘キューブリック
・誇り高き破壊者ムスタング
なんかを採用してみるのもアリでしょうね。
あとは自爆札に、手札が増える「堕牛の一撃」の採用なんかもありですかね?
2-2.アナカラージャオウガ
参考デッキリスト
最近はこのボン・キゴマイムが入った型が流行してますね。
おかげでメタが並ぶ可能性がさらに上がり突破も難しくなってます。
主な動き方
①ベラドンナなどでマナを伸ばす
②メタを立てて妨害する
③オリフィナなどでさらにリソースを増やす
④ジャオウガでしばく
対策法
・とにかく速度を上げる
アナハンと一緒です。
やはり、うかうかしてたらジャオウガが飛んできてそのままぶっ飛ばされてしまうんで速度は大事です。
構築も奇をてらったものではなく「無法設計図」を積んだりなどして安定性を挙げてしっかりと3キルを目指せるようにした方がいいですね。
・メタを焼けるようにする
最近のアナジャはボンキゴマイムが採用され始めたことでメタビートとしての要素も持ち合わせてきてます。
おかげでアナハン同様メタの対策も必須です。
バッドドッグに加えてイデパラや火焔特攻弾を採用してメタ対策を豊富にしておくほうが良いでしょうね。
ちなみにおそらくですが、ボン・キゴマイムはバッドドッグなどで破壊しながらドロンゴーをすれば普通に突破できるはずなのでそこまで恐れる必要はないはずです。
・赤い稲妻を立てる
こいつさえ立てておけラジオが死に札になります。そのため相手視点こいつを破壊したくなるためドロンゴーに繋がる可能性が上がります。
やっぱり赤い稲妻は最強ですね。
2-3.アナカラージウォッチ
参考デッキリスト
最近はあまり見ないものの十分強力なデッキ。
受けも堅いし大型獣出てきたら詰むしで結構やりずらい相手ですね。
主な動き方
①デドダム等でマナを伸ばす
②メタなどで妨害しながらコントロール
③ガイアッシュなどを着地させる
④軽減してジウォッチの着地
⑤ジャオウガも並べてぶん殴る
対策法
・2コストは急いで出しておく
ウォズレックがきつい!!!(大声)
ホントにきついです。重要な2コストのテスタたちやバッドドッグなどの起爆剤のほとんどといったコンボの重要パーツがほぼ「ウォズレックの審問」の対象範囲のため3キルするのが非常に難しくなります。
なので先行取れた場合はせめて2コスのテスタは出しておいて被害を最小限にしておくべきでしょうね。
また、コンボパーツは被ってもマナに置かないようにするっていうプレイングも必要でしょう。
・できれば1ターンで決め切る
単純にガイアッシュケアですね。
灼熱ドロンゴーはもちろん踏み倒しなのでガイアッシュが飛んできます。イデパラじゃないと破壊できないので着地は何とか避けたいところ。
そのため出来ることなら灼熱ドロンゴーしたらそのまま決め切りたいですね。なので、少し打点をためたうえでドロンゴーするなどの手段を取ると良いかもしれません。我我我と無重力ナインの採用も考えるべきでしょうね。
・サブプランも用意する
上で1ターンで決め切りたいと書きましたが難しい場合が多いです。理由はトリガーのザインとテック団。両方とも全体除去を飛ばしてくるため非常に厄介ですね。
特にテック団は灼熱の斬撃以外ほぼ全員飛ばしてくるんで打点が大変なことになっちゃいます。
そのためドロンゴー以外のプランも持っておくことで受けきられた時のダメ押しができるようになります。
具体的に言うとやはり我我我ですね。
やっぱ赤単系は強いっすよ…
2-4.アナカラーぺディア
参考デッキリスト
最近はあまり見ない気がするもののGPまでではかなり結果を残してたイメージ。
比較的後ろ寄せのデッキの為受けが固くかなりやりづらい相手。
主な動き方
①デドダムなどでリソースを伸ばす
②ぺディアを着地させる
③ぺディア利用して呪文でコントロール
④ジャオウガなどで締める
対策法
・墓地リセットを採用してみる
基本的に墓地を中心に動いてくるので妨害のために墓地リセット要員の採用はアリかもしれません。候補としては…
・コッコ・武・ルピア
・凶鬼98号ガシャゴン/堕呪ブラッドゥ
・埋め立てロボ・コンクリオン
ぐらいですかね。
・赤い稲妻を出そう
このデッキはブレインスラッシュがメインでもあるのでその蘇生を防ぐ赤い稲妻は非常に重要です。とにかくこいつを立てるところから始めましょう。
また、ドロンゴーのために自爆させるのも、妨害用で残すために出来る限りこいつ以外にしておきましょう。
2-5.アナカラーグラスパー
参考デッキリスト
サガの登場以後ほとんど見なくなった旧支配者のようなデッキ。
それでも確実に○してくるループデッキなので普通に戦いたくない相手。
主な動き方
①魔陣やデドダムでリソースを伸ばす
②オリフィナなどで相手のメタを除去
③イザナギを着地させる
④ループで締める
対策法
・赤い稲妻最優先
イザナギからの始動の場合赤い稲妻が刺さります。もはや過労死枠では…?
とりあえずこいつ出して、こいつ残しながらドロンゴーできたらOKです。
・3キルは目指したい
赤い稲妻でループの始動は遅らせられるとはいえ、グラスパーからの始動は赤い稲妻2体並べないと止められないので結局速度は速いほうがいいです。
3キルの再現性上げるためにも「無法設計図」はやはり欲しいところ…
・過剰打点でぶん殴れ
こいつもアナジウォッチで書いた通りザインテック団がきついですね。なんかG・ストライクも多いですし。
そのため同様に我我我を採用してサブプランを取れるようにしておくのが良いでしょうね。
3.まとめ
今回は現代環境の主なアナカラ―のデッキである5つについて振り返りそれぞれの対策について考えていきました。
まとめると以下の通りです。
・赤い稲妻をとにかく出せ
・ハンデス対策が欲しい
・速攻で決め切ろう
基本的にジャオウガが出てきたら詰むので出来る限り早く決め切りたい対面がほとんどでした。
また最近はダークネスが4投のデッキが増えてきてるので「キャロル」の採用は本格的に検討したいところでしょうかね。
次回予告
さて、次回はいよいよラスボス戦です。
現代環境を定義しているといっても過言ではない
「サガループ」
これについて色々と考えていきたいと思います。
さて、第六回の中間報告はこれで以上となります。
ここまでご覧いただきありがとうございました。
次回もお楽しみに!では~