引退から3年。陸上競技復帰してみた。
またまた久しぶりのnote投稿になりました。
最近は、自分のこれまでの経験をアウトプットする機会を
様々な場面でいただいて、充実した毎日を過ごしています。
4月から陸上競技のコーチも並行しているのですが、
その帰り道、ふとあることを思いつきました。
「アフリカ行く前に、陸上競技の大会に出たいな」と。
できるなら、地元の大会にでたい!!
というわけで、スマホで「陸協登録 東京」と検索し、
ひとまず、大会に出場するために必須な登録をしました。
陸上競技の大会には、大まかに分けると、記録会と大会の二種類がある。
2つの違いは、標準記録(大会出場可能記録)が決められているかどうか。
私が出場したい地元の大会は、標準記録が定められており、
その記録を突破しなければ、出場することができない。
専門である女子400mハードルの標準記録は、1.10.00。
私のパーソナルベストは、58.93。
過去に突破していたとしても記録には、英語の語学資格と同様に、
有効期限がある。
そのため、改めて記録会に出場し、400mハードルの標準記録を突破する必要があった。
陸協登録完了後にすべきは、記録会を探すこと。
それも、地元の大会の申し込み期限までに開催される大会を探さなくてはならない。
帰った後、記録会を探しまくった。
そしてなんとか大会の申込に間に合う記録会を見つけた。
試合に出場するために、ユニフォームやらエントリーやら・・・
現役時代は、先生やマネージャーの方々が行ってくださっていたことを
自分1人で行ってみて、改めて恵まれた環境で競技に取り組めていたことを実感した。
翌日から、約3年ぶりに練習を開始した。
記録会までは、4週間!
4週間で、自分のベストな状態に戻すことは不可能に近いと思った。
そこで、目標記録を、1.07.00に設定し、そのタイムを更新するために
必要な練習を洗い出し、4週間の計画を大まかに立てた。
現役時代は、食事やケア、メンタルコントロール・・・
結果を残すために日々の過ごし方を徹底していた。
やるべきこと、やらないことを決めていた。
今回は、結果を残すためではなく、
純粋に楽しむために大会に出る。
だから、生活に制限はしない、何かを犠牲にしたりはしない。
それだけは決めていた。
大学の同期であり、指導者をしている友人が協力してくれて、
一緒にトレーニングしたり、アドバイスももらった。
陸上の練習は、1人でも楽しくて、夢中になれた。
自分の心と身体と向き合える時間。
この時間が自分は大好きだ。
試合が近づくにつれて、400mという距離を走りきることができるのかという不安が大きくなっていた。
最後の最後は「やるしかない。」のだ。
どんなに不安でも、スタートしてしまえば、どうにかなるのだから。
陸上に限らず、人生もそんなもんだと思う。
やる!と決めてしまえば、あとはどうにでもなる。
やる前からつべこべ言っていたって仕方がないのだから、
まずは、やってみる。
話が逸れてしまったが、
試合の結果は、1.04.65!
無事に、標準記録を突破することができた。
その日の夜、地元の大会の申し込みをした。
また新たなスタートラインに立つ。
現役時代のように、翌日から即練習することはしない。
少し休んで、練習したくなったら始める。
そんな軽い気持ちで、楽しむ陸上も良いのかもしれない。
そしてそれが長く続けるコツなのかも。
アフリカに行く前に、お会いしてみたかった人、
話してみたかった人にも出会えた。
陸上競技を通じたご縁に感謝!
そもそも・・・なぜ競技を復帰したのか。
それは、純粋に陸上競技が大好きで楽しいから。
加えて、アフリカ行く前の思い出を日本で作りたいと思ったから。
2年間のボランティア後、競技を復帰したいと思っても、
体が動かない可能性だってある。
いつだって、やりたいと思ったその時に、挑戦することは大切だ。
さて、地元の大会まで、またしても約4週間!
楽しみながら、がんばります!
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