アメリカへの留学は、人として成長したい!違う土地で自分は絶対に成功するんだ!という強い意志を持った人にはうってつけの経験になると思います! ~アメリカ大学野球留学
アスリートブランド生レポートシリーズ!
今回は、まさにシーズン真っただ中、NCAA D2アメリカ大学野球留学生、 ノースウエスタンオクラホマ州立大スタメンショート、3月13日現在、.364 4HR 18打点 という堂々たる成績で活躍中の裕吾君(NCAA 全額奨学金獲得)に質問を送ったら、次のような回答をいただきました!
Q:アメリカ大学野球留学して感じた、日本の野球との違いは?
裕吾君:
・練習時間が短いので質の高い練習ができる。
•高校時代、”質より量”という感覚だったが、”量より質”の方が圧倒的に大事だと気づけた。ただこれはあくまである程度の量をこなしてからの話にはなる。
•練習中のミーティングが日本よりも多い。気になるプレーがあれば練習後ではなく、その時、その場で行う事が多い。
•データ、テクノロジーの利用が多い。最近では一人一人に打者なら打席の動画が送られてくるアプリを使用していたり、打球速度、打球角度を数値で見られるものがある。だからアメリカの指導は理にかなっている事が多く、理不尽な事はないからプレイヤーとしての成長ができる。
•監督、コーチとの距離が近い。日本の様に監督、コーチが圧倒的に立場が上という事はあまりない。
もちろん監督、コーチへのリスペクトは忘れてはいけないが、困った時や何か相談したい時に親身になって考えてくれる。これは野球をやっている時、やっていない時関係なく話してくれる。そこから人生論や価値観についての話をする事もあるから学ぶ事が沢山ある。
また、日本でよく聞く監督の好き嫌いや偉い人のコネで試合に出る事はない。なぜなら監督が選んだ選手しか取らないから。
Qアメリカ大学アスリートに求められるものは?
裕吾君:
•まずは1アスリートである前に1学生である事。最低限の成績がないとプレーできない。
•自主性。自由な部分が多い分、やらなければ周りに置いていかれる事が多い。
Qアメリカに行って自分が変わったなと思う点は?
裕吾君:
•身の回りの事を自分で全部する様になった。高校までは洗濯や料理はあまりした事が無かったが、やらざるを得ない状況だからやる。でもこれは人生において凄く自分のプラスになっている。
•何事にも挑戦しようと考えるようになった。周りの事を気にしないアメリカの文化を理解しつつ、今しか経験できない事には積極的に挑戦するようになった。
•時間を大切にする様になった。これはアメリカに来たからというよりは色んな人の話を聞いて感じる様になった。特に若い時の時間、若いからこそできる事には何かを犠牲にしてでもやる様になった。
Qアメリカ大学野球留学して最高だと思える瞬間
裕吾君:
•優勝やプレーオフを決める瞬間、劇的な勝利でチームメイトと盛り上がる瞬間。
•子供たちからサインを求められる時。これは特にサマーリーグの時に多かったが、活躍をすると多い時で30人くらいの少年少女にサインしたり、写真を撮ったりした。子供好きの自分にとっては最高の瞬間。
•野球を通じて友達や仲間ができる時。コミュニケーションを取ればすぐに仲良くなれるアメリカ。野球の試合中、試合後、パーティー、レストラン、学校内、など色んな所ですぐに仲良くなれるのがアメリカの良いところであり楽しいところ。
Q留学を考えている高校生へのコメント
裕吾君:
•正直なところを言うと、100%おすすめするという事はできません。なぜなら日本にいる時より苦しい事が断然多いし、自分がもう一度やれと言われたら嫌な事は沢山あるから。
中途半端な気持ちで来ると後悔する事もあると思います。
ただアメリカへの留学は、人として成長したい!違う土地で自分は絶対に成功するんだ!という強い意志を持った人にはうってつけの経験になると思います!
自分の経験からいくと、その気持ちが強ければ強いほどアメリカで成功する可能性は高くなると思います。”成功”と一言で言っても十人十色の成功があるとは思いますが、僕が思う成功というものは、自分の立てた目標を達成する事、最後までやり切る事だと思っています。
また留学では海外に出なければ分からなかった事、日本にいたら絶対に経験出来ないことを経験する事ができます。
意志さえあれば留学は必ず人生においてプラスになるものだと僕は思うので、是非アメリカで夢を掴む人が今後1人でも増えれば良いなと思っています。
<終>
アメリカ大学野球留学への第一歩↓