見出し画像

ゴルフ練習場には通うのに…

上手くならない…

そう感じているゴルファーは多いでしょう。

そもそも、何を持ってゴルフが上手くなったと感じるのかといえば、
スコア。

これに尽きます。

まず、

「100を切る」

これを直近の目標にしましょう。

上手なゴルファーの言葉は強力な説得力があります。

私は、公益社団法人PGAの公認のティーチングプロとして、
レッスン活動をしていますが、
よくクライアント様から

「一緒に回っていたシングルさんに言われたんですけど、、、」

で始まる謎のアドバイスを聞かされることがあります。

「上手なアマチュアの言ったアドバイスが気になっている?
取り入れたければその人に教わればいいではないですか!」


って言いたくなる気持ちを
グッと堪えて、

「そうなんですね。いろいろな視点があって面白いですね。」
なんて返したりします。

私たち職業ゴルファーは
生徒さんがどうすれば上手くなるか。
ということに全力を注ぎます。

「この人の欠点は何か?」ということだけでなく、
「この人の長所を伸ばすにはどうすれば良いか?」という
視点を必ず持っています。

しかし、あなたもきっと経験があるでしょう
お仲間のアマチュアの方からのアドバイスを思い出してみてください。

あなたの、欠点を指摘してくれたはずです。

そしてあなたは、
「やっぱりそうか!これを直せば上手くなれるんだ!」
って思ったはずです。

欠点の指摘は簡単で強力なのです

これを覚えておいてください

人は、
批判的意見・批評を加えられると、その意見に耳を傾けやすくなるようです。

つまり、欠点を指摘されると、話を聞きやすくなるのです。

どんな世界でも起こります。
あなたの近くにグルメ評論家。のような方はいませんか?

もし、仮にあなたが
近所のラーメン店「ラーメン○郎」をお気に入りだったとしましょう。

批判的意見は強い

そこに、年間100杯以上のラーメンを食べるという、自他共に認めるラーメン通のお友達が
「あそこはスープは12時間かけて、煮出したダシがいんだよね。
だけど、
麺のコシがスープの強さに負けちゃっていて、美味しくない」

って、プロ顔負けの分析をしながら、
あなたの好きな店を批判したら、
あなたは、「いやそんなことない」って反論しますか?

理路整然とお友達の批判的な意見を打ち消し、
A店が美味しい店である。

ということを周りの人にも、
お友達にも納得させることができますか?

おそらくできないでしょうね。

いやむしろ、その反論にエネルギーを
割かないでしょうね。

これが、
批判的批評の強さなのです。

ゴルフに置き換えた時、
ゴルフが上手な友人が、あなたに対して、
バックスイングのあげ方が極端なフラットスイング過ぎて、
それでは傾斜地で打ちにくいよ

ってアドバイスしてくれたら、
あなたはどう答えるでしょうか?

いや、自分のバックスイングの上げ方の弱点はわかってる。

傾斜地が弱くなるということは今、教わっているプロから、
気にしなくていい。
って言われているし、
むしろフラットスイングはつま先上がりでは
効果を発揮するから直さなくていい、って言われているから、
そのアドバイスは、今は聞かなかったことにするよ

って言えますか?

せっかくの友人のアドバイスを踏みにじるようで
なんとなく嫌な気持ちになりますよね。

それなら、
せっかくだし。

友人はそれなりに上手いし。

って思って、
アドバイスを受け入れますよね。

そもそも批判的意見は強いのです。

それで、
次のレッスンの機会にプロに聞いてみるわけです。

「一緒に回ったシングルの人に言われたんですけど…」

はい、謎のアドバイスの確認ですね。

あなたが聞きたいのは、

あなたの欠点

ではなく、

最速で上達する(100を切る)ために必要なこと

ですよね?

上手くなるために、
あれも必要、これも必要。
それはわかるんです。

でも最低限これができればいい!

ということが知りたくないですか?

その100切りのために必要な最低限のこと
というのを、
ゴルフ上達のための7つのロードマップとして、
まとめました。

実践してみたい、興味があるという方は、
ぜひ栃木、群馬の県境でレッスンをしている現場に来て
実際のレッスンを受けてみてください

上達の近道

距離の問題で、
レッスンを受けることが難しい人もいますね。

そういう方は
独学で頑張るしかないです。

少なくとも、
あなたが上手くなるためですから、
あなた自身が練習によって
自分のスキルを高めなければなりません。

何か、秘密のコツ
のようなものがあって、
それを知った途端にゴルフが上手くなる

そんなことは、
ありませんよ。

莫大な練習の末に、上達するか、

比較的少ない労力で、上達するか。

どちらかと言った方がわかりやすいですね。

ここからは、
比較的少ない労力のお話です。

ゴルフ上達の基本路線は

「狙ったところに球を打ち運ぶ」

このスキルの上達です。

狙い通りに打てることが重要ですから、
ダフって、芝や砂、小石などと一緒に打つようでは
狙ったところに球が飛んでゆく確率は下がります。

ダフらずにショットすることが求められます…
しかし、
レッスンの中で気づくことは
なかなか上達しないゴルファーの多くは、
ダフっていることへの自覚がない…

ということです。

ダフリやトップ、シャンクやトゥ側に毎回当たっているようでは、
狙い通りに打つことは難しいのです。

つまり、上達の最初の一歩は

正確に芯で打つこと

といえます。

「正確に芯で打つ」ために必要なトレーニング方法はなんだと思いますか?

最新のスイング理論による、
フォーム改造ですか?

フォームが良ければ
芯に当たるようになるのなら
プロ野球のモノマネをする人は、
プレーも上手なのでしょうか?

残念ながら、
フォームを模倣しただけでは
ショットのクオリティを上げることはできません。

上達への確実な道を検討しましょう

これ以降の文章は、
お読みいただくあなたにも確実に納得してもらった上で、
話を進めてみたいと思います。

もしかしたら、
あなたはこれまで、
「これでゴルフが上手くなる」という
レッスン書籍や動画などでたくさん経験してきたかもしれません。

それらのレッスンは、
あなたが上手くなれると信じられるものでしたか?

例えばこんな上達プロセスはどうでしょうか?

まずあなたは、
5メートル先にボールをトスして、
カゴに入れる能力を手に入れましょう。


目の前のカゴめがけて球を投げる

これがゴルフの上達につながる。
あなたは賛成できますか?

では、その投げる球を不器用な薬指や小指の方で握って、
投げてみましょう。

当然成功率は下がりますね。
ちゃんと器用な指で球を持った方が
正確性が高いです。

さらに比べてみましょう。
手の中に球の他に、
砂や芝が混じっていたら…

成功率が下がります

そのカゴの距離を少し伸ばしてみましょう!

10yd…
20yd…
30yd…
距離が延びれば成功率が下がります。

腕が長ければ
距離が延びても、
少しは、
なんとかなりそうですよね?

このプロセスを全て、ゴルフに置き換えましょう。

目の前の目標に球を打ち運ぶ

クラブフェースの芯を外せば
精度は下がります。

さらにダフるようなら
クラブフェースとボールの間に、
砂や芝が挟まって正確なインパクトは
実現できなくなります。

さらにさらに
目標への距離が延びれば、
クラブをより遠くに飛ぶ番手に変えなければ、
届かせることでも難しくなります。

全てのプロセスは、
球を狙ったところに打ち運ぶ
というスキルです。

自分が打てる飛距離が短いのは仕方がないですが、
ゴルフコースは全てのホールで
ホールインワンを求めているわけではありませんよね。

「パー」という既定打数がありますから、
何度かに分けて、戦略的に球を打ち運ぶことが大事になります。

つまり、ある程度の距離において、
自分が狙った通りに球を打てれば
ゴルフが戦略次第でスコアを出してゆくことができるわけです。

あなたのゴルフに目を向けてみましょう。

当たるかどうか不安…
そもそもやばいです。

球が曲がって目標通りに打てない…
戦略が立てられません。

ダフったり、トップしたりで、
思い通りの飛距離が打てない…

やっぱり戦略通りに進められない。

これらの思考実験で導き出せるのは、
あなたのスコアは、
芯に正確と当てて、
思い通りに方向に、狙った強さ(飛距離)で打てる
この2点が最重要課題だということですね。

これをカネトモのゴルフレッスンでは、
当て感の習得

振り幅のコントロール
と定義しています。

打ち出しの方向性や曲がりについては、
当て感を養う過程で身につけます。

飛距離に関しては、
振り幅のコントロール
打ち分けます。

これまでのレッスンでは、
具体的にこの2点を上達させることに特化したレッスンというものがありませんでした。

どうやって構える?
どうやって振る?

これらに終始してしまい、
肝心のショットをコントロールすることに
意識が向かなかったのかもしれません。

というより、
ゴルフレッスンとは、
構え方の指導

振り方の指導
という風潮が根強かったのです。

当然、ゴルファーは
格好いいスイングをしたいものですし、
構え方、クラブの振り方を教わらなければ、
ゴルフにならない…と考えてしまいます。

もちろん、最低限の構え方や振り方のレクチャーは必要です。

問題はこれまでのレッスン界は、
構えとフォーム以外のポイントを研究してこなかったのです。

そこで、
みんなやったことがあるはずなのに、
なぜか身に付かなかった、
インパクトのスキルを高める
方法を科学的に研究して、
作り上げたのが、
クロックスケールメソッドです。

このメソッドは、
教育学をベースに、
人がスポーツを覚えてゆく過程と
ゴルフの競技特性を
研究して、作り上げた
上達を科学的に再現性高く実現する
トレーニングメソッドです。

もしも、あなたが
ゴルフコースで
「狙い通りに球を打ち進めること」が重要だと思って、
そのスキルを身につけたいと思ったら、
ぜひ取り組んでみてはいかがでしょうか?

クロックスケール

内容に興味がある方は、
その全貌がわかるサイド「クロックスケール」で
学んでみてください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?