プロは辛いよ、、、
私のブログで得た知識を使って、自分が通う練習場のプロに質問をする事例が発生したため、このような科学系の記事に際しては、初めにお断りするのですが、悪用しないようにお願いします。
悪用厳禁。プロを試すために使わないで!
ティーチングプロ、指導者のレベルアップを願ってはおりますが、他のプロを否定するために活動をしているわけではありません。
ブログで得た知識は読んだ方が独自に利用する程度にしておいてください。
※科学文献等は数多く読んでおります。内容には自信がありますが、同業の他者を蹴落とすために発信しているわけではありませんので、悪しからず。
球の質についての一側面
ボールの飛び方は9通り。って聞いたことある人もいると思います。
打ち出しの向きで3通り(左・真ん中・右)、
曲がり方で3通り(フック・ストレート・スライス)。
打ち出し3×曲がり3=9通りの球筋というわけです。
一昔前は、
打ち出しの向きはスイングの軌道に影響され、
曲がり方はインパクト時のクラブフェースの向きに影響される。
と言われていました。。。今どきのティーチングプロは言わないと思いますが、練習場では時々耳にします。
近年、トラックマン®やその他の分析デバイスの普及で、ショットの評価をより精密にすることができるようになってきました。
その中でわかってきたのは、軌道もクラブフェースも相互に複雑に影響しあう。ということです。
レッスンは、分かり易さも大事な要素です。
初心者が複雑なことを言われてもわからないものです。
なぜなら、ボールに当てるだけでも大変なわけですから。
簡単で分かり易い、ワンフレーズで解決できちゃうようなレッスンが人気になるのです。
ですから、敢えてレッスンでは
スイング軌道は打ち出しの向きに、
クラブフェースは球の曲がり方に
影響を及ぼしている。って説明してしまうのです。
私は、他のティーチングプロを擁護も邪魔もするつもりはありません。レッスンを受ける方のニーズに応じてプロの在り様は変わってくるのです。
ゴルファーの多くが、より詳しく本質的なメカニズムを求めるようになればティーチングプロはうかうかしてはいられません。今どき、ゴルフの情報はほとんどがタダで手に入ってしまう時代です。プロも日々勉強し続けなければならないのです。
・クラブ(道具)の知識
・スキルの知識
・物理学の知識(クラブの扱いやボールの飛び方)
・身体の知識
・心理学の知識
・教育の知識
・接客の知識
・歴史の知識
・コミュニケーションのノウハウ
・コース戦略の知識 etc.
ゴルフは○○だ!という人。そんなに単純にゴルフは上手くはならない、ということをよく理解して、プロを選んでほしいです。