チキンウィング
ゴルフのレッスン現場では、チキンウィングという動きをすると注意されることがあります。
チキンウィングというのは、インパクト後のフォローで肘が背中方向に引けてしまう動きです。結果として、チキンウィングになることが多く、意図せずそのような形になってしまう人が多いです。
とりわけ、女性やジュニアに多いようです。
今回は、チキンウィングを治すにはどういったことを考えればよいか、ティーチングプロの目線で考えてみたいと思います。
※そもそも「チキンウィングって何?」という方は、動画をご覧ください。自分のスイングを後方から見た場合このようなポーズをとっていないか、よくご確認ください。
考察を進める前に、動画でご確認ください。皆さんもこんな形になっていませんか?
教育学学士(教員免許)を持っているティーチングプロ、インストラクターはたくさんいると思います。私を含め、教育学のカリキュラムには、身体の動きに影響を及ぼす反射や反応に関する授業がたくさんあります。姿勢反射や地面反力を用いた、「チキンウィングの治し方」に興味がある方は是非、メッセージください。治し方は私が経験した限り、10種類以上あります。
ちなみに、このゴルファーはスナップの使い方を工夫することでチキンウィングが改善しました。
「え⁉左肘の話をしているのに、手首(スナップ)?」と思われた方もいると思います。
前半でめちゃくちゃ大きなヒント(だと私は思う)を書きましたが、多くは本人が意図せず行っているものです。どんなに、「肘を伸ばして」なんて考えながらスイングしても、そう簡単に改善できるものではありません。
私がもし、クライアント様から「チキンウィングを治したい」と相談された場合は、
・スナップの使い方
・ボディーターンのタイミング
・クラブに「振られる」腕の力感のトレーニング
・クラブ軌道に関する意識
等々10通り以上の修正のヒントを出すことができます。
チキンウィングの原因を探ることが最初のステップになります。
つまり、チキンウィング一つとっても治し方は、数多くあります。治し方(処方箋の)引き出しが少ないと、自分が対応できるゴルファー(お客様)の数が限定されてしまうということです。
時々、「俺のレッスンについてこられないゴルファー(お客さん)は要らない」なんて、言い切るティーチングプロ、インストラクターを見かけますが、
正直「それって自分の限界のことでしょ!」って言いたくなります。
すこしはレッスンに関して勉強してほしいところです
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