【実質0円大学生活のすすめ】第22回:科目等履修生として利用できるお得なサービス(6):大学食堂のメニュー (定食の場合)
1. 学食は食費を抑えたい実質0円大学生の味方
どの大学にも必ずといっていいほど食堂があります。通称「学食(がくしょく)」です。多くの人たちにとって、学食は学生が安価に空腹を満たす場所である、程度の認識かもしれません。たしかに、日本の大学は高等学校を卒業してまもない年代の学生の比率が高いため、その客層に合わせたメニューが一般的です。
洋食系であれば、唐揚げやとんかつなどの揚げ物、和食系であればうどんやそばなどの麺類は、どの学食でも楽しめる王道のメニューとなっています。これらのメニューに共通しているのは、料理を提供する側から見て、使用する食材の単価がそれほど高くないことです。結果として、学生の食費も安く抑えることができるわけです。
もちろん、「実質0円大学生活」の科目等履修生も学生ですから、問題なく利用できます。ちなみに、多くの学食では学外者も利用できる場合がほとんどです。
2. 実際の価格はどのくらい?
では、とある大学の学食メニューをのぞいてみましょう。この学食には数種類の定食があるのですが、キャンパスが立地している場所名がつけられているもの(笑)のメニュー構成と価格を見てみます。
この構成のメニューであれば、一般的な定食屋の半額程度でしょうか。
OP価格とは「オフピーク時の割引価格」のことです。学食が最も混む時間帯は、午前中の講義が終了する12:30頃から、午後の講義が始まる13:00過ぎころまでです。学生数が多い大学では、4月の年度始めや定期試験期間のランチタイムには席がとれないことが珍しくありません。そのため、この時間帯を外して利用してもらうインセンティブとして、同じメニューが100円引きになっているのです。
3. で、味はどうなのか?
見た目もそれなりに彩りがあり、かつ栄養バランスも考えられている(はずの)メニューがワンコインでお釣りがくる価格で食べられます。さらにOP時間帯であれば、温かい定食が300円台という価格破壊状態になっているのです。
味については、まあ価格相応といった感じです。世の中にあふれる美食系食材を、まだ口にしたことがない若者たちにとっては、それほど問題にはならない味だと思われます。とにかく、ある程度の満足感を味わいながら空腹が満たされることは間違いありませんね。
第22回まとめ
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