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自分らしく生きる

今僕はオーストラリアのアボリジニーの聖地ウルル(エアーズロック)で朝食のフルーツを食べながらこれを書いている。

ウルルを照らす朝焼けを見ていると、色々思い悩んでいたことはちっぽけなことだと思う。自然はあまりにも大きく、人間なんて小さい-こう思えるのがパワースポットの醍醐味だ。

この1週間トレーニング的にも時間が取れるということで数週間前に決めてオーストラリアに来た。オーストラリア行くならウルルに行かなきゃ、とバックパックで乗り込んだのだ。20人1室のドミトリー笑。41歳にしてである。

が、なかなか良い。色々な国民が一つのところに集い語らう。年齢や国籍、言葉も違うけど、目的は1つのような気がした。

"自分らしく生きる" - ただそれだけ。みんな生き生きしてるのである。

久々に自分の写真を観光に来て撮ってもらったが、”実に良い表情をしている”と自分で思ってしまった。自分が退職する会社にいた直近、こんな野性味溢れる生き生きした表情をして仕事してただろうか?

そもそも自分が管理職に上がった理由の一つに、楽しそうな管理職がいない、ってのがあった。

後輩達に、「あの人仕事楽しそうだよね」「ああいう風な仕事の仕方したいよね」って思ってもらえたら本望だった。

そして、自分は会社を辞める。それは自分らしい生き方を出来ないから、なのかもしれない。

会社に即して、職務を全うする。組織人としては至極当然なことで、正しい。が、自分は腹落ちがしないと行動できない性格だから、このままでは自分が自分で無くなってしまうかもしれない、という危機感に苛まれたのかもしれない。

多分、次も組織に属すると思うから、この課題は付いて回ると思う。でも、自分が共感できる経営者と想いを共にすれば、この壁は越えられると信じている

なんかあいついい顔してるよな、って言われながら仕事ができたら最高だ。

紛れもなく、ただただ自分の人生。自分の人生を自分らしく生きることだけを目標にして生きたい。

そう思った令和元年5月9日のウルルの朝でした。

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