究極の鍛錬
この本いいよ。ってある人に言われて平成から令和に変わる4/30から5/1にかけて読んでみました。
うん、いいね。って感じなんだけど、「これって僕が会社でやってきたことだ」、って思いました^_^ 会社には感謝しかないし、悶々としている若者に参考になるかもしれないので以下に記してみたいと思う。
究極の鍛錬とは、「ただ単に時間をかけるのではなく、やらされるのではなく、自分がやりたいと切に願い、自分がうまくできないことを絶えず意識してやる、精神的にめちゃくちゃ辛い本質的鍛錬」である、ってのが要約なんだけど、6年前まさにこれをやってた。
6年前大きな仕事を完成させた僕は、そこから遡ること3年間くらい深夜2時3時まで仕事して上司にメールを送り、午前中取組先に行って、昼前に出社するという1人スタートアップみたいな働き方してた笑。今考えると良く許されてたなぁ、って思うけど。
その仕事は「負けられない闘い」だった。何故なら、その前の前哨戦が上手く行かなかったから。前哨戦が上手く行かなかった時、当時の役員にドヤされて会社の屋上で泣いた。だから人事異動で飛ばされると思っていた。けど異動させられなかった。残してくれた上司がいたんだけど、その人の為にも負けられない闘いだったんだよね。
でも惨敗した前哨戦から3年間、特に最後の1年間で10キロ痩せるくらい死ぬ気でやって、めちゃくちゃお客様に喜ばれた。
来るお客様来るお客様が笑顔で帰っていく ー これが仕事の喜びだーっ、って心底感じた。
究極の鍛錬 - これそうそうできるものじゃないから「10年に1度の仕事」って自分は読んでるけど、一回やると排気量がめちゃ上がって軽くアクセル踏んだだけでスピードが出るようになる。僕はあと40年働く予定(笑)だからあと4回もできる計算になる、、、(キツいな)
6年前の仕事以降、色んなことやらせてもらったけど、それが自分のオリジナリティに繋がったことは言うまでもない。
みんな若者早々に辞めていく人多いけど、自分を高めたいなら究極の鍛錬を経験してから、あるいは究極の鍛錬を経験出来るところで仕事したらいいと思う。
正直日本の大企業と言われる企業では、20代からこういった究極の鍛錬をさせてくれる企業はそう多くないかもしれない。けど、30代で究極の鍛錬真っ只中の上司について、その人の鍛錬をサポートして、自分にチャンスが回ってきた時の予行練習するとかはできると思う。
大きな企業で働くことだけが良いことではないけど、大きな企業の方がデカい仕事できる可能性高いのもこれまた事実。
そんなことを思いながら、自分は次の仕事へのトランジッションの最中にいるのであった、、、