改めて気づいたリハビリの1番のポイント
みなさんこんにちは。
アスレティックトレーナーの"やすひこ"です!
こちらのnoteでは、
スポーツをやっている学生さんが、
怪我後のリハビリの必要性を理解し、
正しい知識を習得し、
自分でリハビリが実施できるようになる事を
目的としております。
できるだけ分かりやすく、
噛み砕いた表現で
書いていきます!
それでは、始めましょう!
よろしくお願いします。
リハビリの1番のポイント
それは、
「主訴」(しゅそ)をとらえろ!
です。
「主訴」という言葉をご存知ですか?
「主訴」とは、
選手が訴える症状のうちの主要なもの。
例えば、
膝が痛い選手がいたとします。
この選手の「主訴」は、
もちろん「膝が痛い」。なのですが、
それでは、
主訴としては弱く、
「階段昇る時に、右膝に体重が乗った時に痛い」
なのか、
「ダッシュはできるけど、ストップしてから切り返すときに痛い」
なのか、
「プレー中は大丈夫だけど、プレー後に痛くなる」
などです。
より具体的なシチュエーションでの症状をいいます。
それによって、
同じ「膝が痛い」でも、
アプローチ法が変わってきます。
選手との会話の中で、
「痛いです。」「まだ痛いです。」
「痛みが引いてきました。」
「痛みが取れました。」
だけの内容だと、
本当に解決したとは言い切れません。
普段の会話から、
「主訴」を引き出すように心がけてみてください。
(トレーナーの立場として)
選手の立場であれば、
どのような時に、
どうした時に一番痛みが出るのか、
を意識してみてください。
痛いか、痛くないか、など、
痛みの程度だけで判断していると、
復帰を遅らせている可能性もあります。
症状をしっかりと分析して、
その病態に合わせて、
適切なアプローチが必要になってきます。
主訴が、
「階段を昇る時に痛い」であれば、
実際に、
階段を登る動作をチェックしたりします。
昇るときの姿勢や、
動作自体に問題がないか、
なぜ、
その動作で痛みが出てくるのか、
その実際の動作にこそ、
痛みを治す大きなヒントが隠されています。
いくら、治療院のベッド上で、
体が硬い。とか、
筋力が弱い。とか、
左右差がある。とか、
評価してもらったとしても、
実際の動作を見てみたら、
本当は違う場所に原因があった。
ということも多々あります。
私は、
治療院でも選手を評価することもありますし、
グランドで、
実際に選手の動作を確認することもあります。
一番は、
「主訴」を直接評価すること。
患部だけみて、
判断しないこと。
原因は、
患部以外に隠れていることもあります。
むしろ、そっちの方が多いかも。
しっかりと「主訴」を
とらえてリハビリしていきましょう!
それでは、また!
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