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エラーを見つける共同作業

みなさん、こんにちは。

アスレティックトレーナーのやすひこです。

こちらのnoteでは、
スポーツをやっている学生さんが、
怪我後のリハビリの必要性を理解し、
正しい知識を習得し、
自分でリハビリが実施できるようになる事を
目的としております。

できるだけ分かりやすく、
噛み砕いた表現で
書いていきます!

それでは、始めましょう!
よろしくお願いします。




我々(治療家、トレーナー)の仕事とは
なんなのか?


多くは、
「エラーを見つける」こと。

と考えています。


どこを痛めているのか?

関節可動域は正常範囲で動かせているのか?

左右差はあるのか?

ここの筋肉が硬いね。

お尻の筋力が弱いよ。

動作中、体が傾いているよ。

ここが上手く使えてないよ。


など、など。


どこに原因があって、
体の不調をきたしているのか?

それを突き止める作業です。


もちろん、
それが分かった後には、
その原因を改善させるための
アプローチも必要になります。


改善させるためには、
選手本人にも頑張ってもらう必要が
出てくるわけですが、

まず、
このエラーを選手本人に
自覚してもらわないといけません。


いくら、
我々が、指摘したところで
本人が自覚できていなければ、

リハビリや、
トレーニングの
モチベーションも上がらないし、

そもそも、
エクササイズによる変化がわからないし。


でもね、
自覚できない選手って、
たまにいるんです。


例えば、
スクワットをやってもらった時、

明らかに右脚に重心が乗っていて、
真っ直ぐに腰を落とせない。

という選手。

「右脚に重心乗ってるよ。」

と指摘しても。


「そうなんですか?」


ストレッチをした際。

「こっち(左)の方が、張ってるね。」

とのフィードバックに対して、

「そうなんですか?」


多くの選手は、

「確かに。」
「本当だ。」
「自分では気づかなかったわ。」
「そうなんですよ。」


と、
指摘されて、
気づいてくれます。
(自覚してくれます。)


もしくは、
もともと自覚があって、
指摘された際、
同意、共感してくれます。



リハビリをする上で、
まずは、
このエラーに対して、
共有する(共同作業)ことが大事になります。


そうする事によって、
明確な目標ができ、
前向きにリハビリに取り組むことができます。



いつも心がけています。


それは、
褒めること!



エラーを見つける仕事なので、
選手に対しては、
いつもマイナス評価をする事になります。

選手によっては、
課題が発見できたという理由で、
ポジティブな気持ちになるのですが、


多くは、
やはり、
毎回、指摘されていると
ネガティブになりがちです。


だから、
改善した部分、

少しでも変化が出てきたこと、

痛みが取れた。

できる動作が増えた。

など、


いいところも同時に見つけてあげて、
できるだけ、
褒めるようにしています。


と、
同時に、
新たなエラーを指摘しますけどねwww



リハビリは、
アート。

私が、
下書きを完成させ、
選手が色を塗り、
一つのアートを完成させる。

この共同作業が、
リハビリだと考えています。


一緒に頑張ろう!




それでは、また!



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