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次、じゃねえのよ!!(大谷翔平選手のこと)

大谷選手がえらいことになってきた。
(以下“選手”“省略で許してください)

いや、もうとっくにえらいことになってるけれど、月間15本塁打の先発投手なんて、どう考えたらいいんだ…

どういうこと??
本当に人間??

岩手県生まれアメリカ育ちの宇宙人として脳が受け止めているが、ビッグ・パピもそう思っていた(4:26〜)ので、私は正しい。

公共放送もそう言っている。
(大好きなコント)

ところで、スターが現れて過去の偉大な記録に追いつこうとすると必ず「どっちがすごいか」議論が始まる。

大谷はベーブ・ルースと比較されることになったわけだけれど、ルースの二刀流は1918-1919年の2年間のみと言ってもよいだろうし、肌の色によってメジャーリーグでプレイする事が許されなかった人たちがいた時代で、対戦相手が最高の選手だったかは疑問だ(奇しくも1919年にジャッキー・ロビンソンが生まれた)

翻って。統計数値において大谷がルースを上回ることは多いが、果たして本当にそうだろうか。ルースの時代には正確に計測できなかったも数値も多いだろうし、今はボールもバットもスパイクも格段に進化して、恵まれた状態にある。

野球に限らず、時代を超えて、背景や環境を無視して比較して「こっちがすごい」議論をするのは本当に意味がないと思うし、そもそも不可能だ。

「りんごとりんご」ってやつですね。
これ、会社で言う人が好きじゃない。Apple to Appleも嫌だけど、日本語にされると輪をかけて…
うちの会社だけですか?

話が逸れた。

だから、大谷が今やっていることは人間なのかな?と思うぐらい歴史的で、ルースも変わらずレジェンドである。それで良くない?その方が楽しくない??

さて。

イチローさんが2019年に引退された後、たくさんの友人・同僚が「あいつ大丈夫か」と心配してくれた。

しかし、スーパースター大谷翔平の登場によって「次は大谷がいるから大丈夫」と思った人も相当数いる。何度言われたことか…

そういった、予想に反して大谷に熱中しない私を不思議に思う方々に公式見解を述べようと思い、これを書いている(前段が長い)

… 次、じゃねえのよ!!

上品に書けない…

私には、イチローさんの前にも後にも、イチローさんの代わりになる人はいない。

イチローさんの方がすごいと言いたいのではない。

イチローさんは私の永遠のアイドルであり師。もっとも美しいし、ワクワクドキドキさせてくれる存在だし、暗い道を照らして導いてくれる灯りで、帆に受ける風のような推進力であり続けている。

日本でたくさんのプレッシャーと戦いながら結果を残し続けた時。アメリカでは無理だと言われながらも高みを目指して挑戦、シーズン262安打や10年連続200本安打など最高の結果を残し、それへの嫉妬から始まる理不尽な批判にも耐えたシアトル。ニューヨークで役割を受け入れて最善を尽くす姿。マイアミでメジャー通算3,000本安打という偉大なマイルストーンを達成し、若い選手に慕われて笑顔でプレイする姿。そして愛するシアトルに戻った時。生まれた国で引退試合を迎えた時。

たくさんの奮闘する姿を見せてくれたイチローさん。その時代に私は受験や就職があり、うまくいかないことにもたくさん直面したが、イチローさんを思い出しては、勝手に叱咤激励を受けてきた。だからこそイチローさんの代わりはいない。今も変わらず私の中心にいる。

引退試合を見ながら取材を受けた

大谷は大好きだ。

信じられないほど野球に集中して努力しているのだろうけれど、そういうことを思い起こさせることもほとんどないほど楽しそうに野球をする姿、ダグアウトでのいたずらっ子ぶり、ヒューゴボスとニューバランスがくれたであろう服をとりあえず着ている感じ(偏見)も、寝癖も。

なんかもう全部がいい。
私が好きな野球をさらに素敵なものに魅せてくれる。
幸せにおなり…

楽しいよ、見ていて。
だから楽しむためにアナハイムに見に行きたいとは思う。

トミージョン手術をする前の大谷投手(2018年)

でも、大谷のことがどんなに好きでも、イチローさんのように私を形作りはしない。

アナハイムよりもイチローさんの練習風景を見にシアトルに行きたいし、雑誌の表紙になったらジャケ買いするし、自動録画のキーワード登録もそのままだし、しんどいことがあった時には思い出して励まされっぱなしだ。

とにかくただただイチローさんが私に特別すぎる。
なので、大谷に熱中しない私を不思議に思う方々へ、

次、じゃねえのよ!!

仕方ないのよ。
イチローさんと大谷は別物なの。

お分かり頂けただろうか笑
公式見解は以上です!

引退後シアトルにて
VIPラウンジにつながるエレベーター

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