サモハンも出演する中国アクション映画「トワイライトウォリアーズ(九龍城寨)」が始まる
去年あたりから「九龍城寨之圍城」という映画が、中国本国で大ヒットしているという情報を聞いていた。
本国用のティザームービーを見ても、アクションも絵作りも骨太な面白そうな映画だなと感じていた。
中国映画が宣伝面的な意味で冷遇されている日本でも。
「この映画は公開されるだろう」と待ち望んでいたワケであるが、ついに本日から公開されたようである。
私は明日見に行くが、最新のしっかりした中国のアクション映画見られるのは本当に嬉しい。カンフーもしっかりあるらしい。
冒頭で紹介したメイキング動画を見ると、メインのアクション監督でないものの、アクション監督としても著名なサモ・ハン・キンポーも細かい指示を出しているようである。
サモハンも73歳なのに、あのキレのある動きは、まさに中国武術が持つ養生の効能であろう。
サモハンは何歳になってもカッコいいし大好きだ。
音楽はイップマンでも有名な川井憲次さん。
アクション監督は界隈人には有名な谷垣健治さん。
昔から多くの中国映画に関わってきたご両人であるが、今回一度に同じ作品に関わるのは珍しいのではないだろうか。
谷垣アクション監督は、近年ではドニー・イェン主演「シャクラ」でもアクション監督を務めている。
意味不明邦題だが原題は「天龍八部之喬峰傳」といい、もちろん金庸先生原作の天龍八部が元になっている。
今回もそうだが「トワイライトウォーリアーズ」という邦題よりも、「九龍城寨之圍城」という原題の方が百倍カッコいい。
昔は「男たちの挽歌」という大変秀逸な邦題もあったが、昨今の中国映画は謎の作為によりひどい邦題も多い。
私が有名なマンガ家になったあかつきには。
タイトルは漢字の組み合わせこそカッコよく「中国映画はカタカナではなく、漢字を尊重した原題こそカッコいいのだ」という事を知らしめ、中国映画のダサい放題を我が国日本から消し去りたい。
こういう努力も行動も仕様がなく「叶ったらいいな」程度の願望を夢というのだ。