TOEIC600点取るのに必要なこと
1.文法力
2.単語力
TOEICで600点を目標とされているなら上にあげた、たった2つのことだけが必要です!
逆に速読力やスキャニング、速聴力は本当に不要です!!
なぜ速読力やスキャニング、速聴力が不要なのか、またなぜ単語と文法だけしか必要ないのかをきちんと説明していきます。もし少しでもあなたが興味を持っていただけたならぜひ読んでいただけたらうれしいです!
TOEIC600点、700点目標でもいらないもの
①速読力
TOEICの学習を始めようと思って、Googleとかで「TOEIC 勉強法」みたいに調べたことがあるかと思います。いろんなサイトを漁ってみると、ほとんどのサイトでは単語や文法はもちろんのこと、「速読力」を鍛えよう!と書いてありませんか??速読力を鍛えるのは理由があるかと思いますが、例えばTOEICのリーディングの試験時間は75分で全部終わらないから全部解き終わるように速読練習しましょう。と言っているかもしれません。
一見正しそうなことのように見えますが、実はめちゃくちゃ論理破綻しています(笑)。私からすれば速読練習は世界最悪の学習方法だと思っています・・・
というのも、600点700点を目標にしているなら、だいたい70%くらいの正解率で取れてしまいます。つまり、全部解く必要なんかないんです。もっというと、時間内に全部解き終わる必要なんかないということです。
私の実体験ですが、とにかく全部解き終わることを意識して受けた結果、770点でしたが、全部解き終わる必要なんかないからとにかくできる問題を正確に解こうという気持ちで解いた結果100点以上も高い875点を取ることができました!
速読力を鍛えたところで問題が解けるとは限らないし、本来速読とは精読(きちんと分構造や単語、文法)が理解しきった人が追加でやるものなので、速読力を鍛えるかどうかは900点以上を取ってから決めたらいいと思います。
ここまで読んでいただいて、速読力を早い段階でつける必要がないことを共感していただけたでしょうか?もし共感していただけたら、次のスキャニングや速聴についても本当に無駄な、、いや絶対にやってはいけない学習要素であることもわかっていただけると思います。
②スキャニング
スキャニングとは一言でいうと、問題で聞かれそうな文章の一部をピックアップすることです。よく言えば時短、悪く言えば「めちゃくちゃ意味のない小手先のテクニック」です。同じようなものでスキミングがありますが、あれも小手先のテクニックです。TOEICの点数が高い人が平気な顔して進めてきますが、最近のTOEICは本当に端から端まで全部読んでおかないと解けない問題が増えています。それにスキャニングで正解した問題があれば、はっきり言って偶然です。
もしスキャニングして問題が解けないなら、初めから読み直さないといけなくなり、2度手間です。すごく無駄だなあと思いませんか?(笑)
日本語の文章でスキャニングやれって言われても難しいのですから、英語なんてもってのほかです。絶対に必要ないスキルですし、意味ないです。
③速聴力
速聴力はリスニングで練習の時に使いますが、これも速読力と同じように、早く聞いたからって内容が理解できるとは限りませんし、無理に倍速で音声を聞くよりも1.0倍速の普通の音声を何回も聞く方が発音の癖や発音していない部分をきちんとつかめるようになります。なので無理して1.5倍速で聞く必要はありません。
ここまで読んでいただいて、3つのいらないものはわかったけど、じゃあ何をすればいいのかというと、文法と単語です。
とくに文法が大事ですので単語よりも優先してもらいたいです。
なんで?と思うかもしれませんが、理由は簡単です。
単語学習ってつまらなくて眠くなるからです(笑)。
椅子に座って1時間ずっと単語帳見るのって修行か拷問だと思いませんか?私だったら耐えられません(笑)。あと、まじめな事をいうなら、単語を知らなくても文法さえ理解できているなら文法問題やリスニング、もっというと長文問題すら解くことができます。
それはなぜでしょうか?単語を知らなくても品詞で区別すればいいからです。あとは、日本語の文章を想像してみるとわかりやすいですが、超難しい漢字が含まれた文が出てきたときって、文全体からだいたいこんな意味なんだろうなあって推測したりしますよね。それと同じことが英語にも通用します。
なので私は単語よりも文法を優先して学習することをおすすめします。
単語はいつやるかというと移動中や待ち時間で十分です。単語帳ってその時間にできるように小さいサイズになっているんですよ!!持ち運びやすいですよね。。
具体的な単語と文法の勉強方法についてはすでに多くのサイトでいろんな学習方法がありますので、あなたにあいそうな学習方法を試してください。
さいごまで読んでいただきありがとうございます。