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【結婚指輪らしさ】が、「結婚」を息苦しくさせるのかもしれない


東京・南青山で、オーダーメイド結婚・婚約指輪をお作りしているジュエリーブランドatelier ST, CATです。若い女性4名で運営する、等身大のブランドです。
今年6月、ブライダル専門ブランドとしてリニューアルを致します。

コロナ禍を経て、多くの「当たり前」が変化しました。出勤や会議はリモートになり、家で過ごす時間を大切にするようになり、サブスクや配送サービスが普通になり・・・。

それ以外にも、ここ最近はたくさんのことが急速なスピードで変化していて、「多様性の大切さ」が叫ばれ、様々な価値観や選択肢を持つ事柄が増えました。
選択肢が増えたことで、自分の選択についてちゃんと考えるきっかけが生まれ、それってすごく良い循環だなと感じています。

そんな中で変わらないことも多くありますが、その一つに「結婚」から始まる「夫婦」「妊娠」「育児」「家族」などという【結婚生活】が含まれていると思います。
(自分自身が、結婚妊娠出産育児を経験していると、特にそう思います)

結婚式はコロナ禍を経て多様化しましたが、結婚指輪においては、やはりまだまだ変わらない部分が大きいなと日々感じます。
(細かな【結婚指輪らしさ】への疑問については、過去のnoteを見てみてくださいね)

結婚指輪の選択は、ふたりが紡ぐ「結婚生活」の一番はじめにくる出来事。
変わらない良さもあるとは思いますが、多様性の時代に【結婚指輪らしい】選択肢しかないのは、なんだかおかしい。

「結婚指輪って普通はこうでしょ」という「当たり前」を押し付けられたら、この先の「結婚生活」に対する柔軟な選択を狭めていく要因になっていくような気さえします。

だから、ふたりの未来や可能性をもっともっと広げていく気持ちで、【結婚指輪らしさ】からは一度離れて、自由な選択をしていって欲しいなと、私たちは考えるんです。

それは例えばファッションリングのようなデザインであったり、豊富な素材であったり。

一筋縄ではいかない結婚生活の中でも、指輪を見るたびに、「こうでなければならない」っていう息苦しさから、少しだけ楽になってもらえたらなって、思います。

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