12ヒーラーズと歩く12の軌道(12)〜ロックローズと魚座
バッチフラワーレメディを携えて歩くホロスコープの旅。
2022年の終わりに「終わらせる」というテーマを意識して、
とりあえず軌道をぐるっと一巡りしてみようと、書き始める。
ここに至るまでに実際のところ一体ぐるぐる何周してきただろうか?
最初は全部のレメディを飲まなきゃクリアできないんじゃないかと思った。
あるレメディが必要だと強く感じた時には、これが解消したら大丈夫かも、なんて甘い期待を持ってみたり、反対に、これ飲んだら今までの悩みがあっけなく終わってしまうのか?と、恐怖さえ感じたりもした。
「恐れ」と言えば、現在私の中でラスボスなんだろうな。
それに対処する「ミムラス」を取り入れようかというところで二の足を踏んでいる。
飲んでみなきゃわからないのに…
そもそもまずは買うところから、なので、そこで既に恐怖が出ているわけで、「原因のわかっている恐れ」が指標のミムラスそのものに向き合えないって、もう答えが出ちゃっているじゃん。
なんだけど、次に向き合う感情が出てくるかもしれないからって、一つだけ買うのもなぁと悩んでいる。
これは、ワイルドオートかスクレランサスか…とりあえずあるものは飲んでおこう。
さ、もう「ミムラス」はカートには入れてある。今日中に買うぞ!
で、購入するレメディを選んでいる中でふとチェリープラムの項目が気になって、これは取り組む良い機会、と思いPCを開いたのです。
よくよく考えたら(考えなくても)、「アグリモニー」は私の月星座なので必須レメディだし、他の2つのレメディは「レスキューレメディ」あるいは「5フラワーズ」に入っているもので、先月頃からメンテナンスレメディ的に日常的に飲んでいるんだった。
ということは、ネガティブな症状として表面的には現れにくい。
だからこそ落ち着いて内面を見ることができるんじゃないか?
行ってみよう!
魚座の軌道 ロックローズ ∞ アグリモニー ∞ チェリープラム
本当は2022年の魚座の季節に一度取り組もうとしていた魚座軌道だけど、振り返ってみればここに書かれているマイナス状態が強すぎて、治癒への道のりが見えてなかったんだろうなぁ。
表面に出ている感情に働きかけ、セルフケアにも使えるのがフラワーレメディ。
とはいえその時の自分には他者の手助けが必要だったことを、今ようやく客観的に理解できる。
それも他者の作ったレメディというものの助けがあったからこそ、
自分で自分を理解できてようやく、自分を助けてあげられる…
魚座のディコンペンゼーションフラワー チェリープラム
「自分の感情がわからない」が、フラワーレメディの学びを始めた当初の悩みというか、カウンセリングなどでも絶対出てくる感情(?)でした。
それは、ネガティブなものを表現することへの怖さが根底にあったのか。その奥にはそんな感情を認めることの怖さがあったのか。
時折爆発してようやく解放されるのって、「ロックローズ」の症状だったのか、それを抑えているのが「チェリープラム」だったのか…
「いまにも爆発しそう」ではないにせよ、心の底から安心していられないのであれば、それは常に恐れを抱いているということ。
ずっとディコンペンゼーションフラワーの状態にいすぎて、感情が抑圧されきっていたみたいだ。
必要なレメディを探して本を開いて、この部分を読んで、ハッとしました。
そうか、そういうことだったのか、と。
何度か読んでいるはずなのに、その時はわからなかったこと…
意図せずとも「レスキュー/5フラワー」を飲んでたから、チェリープラムが働きかけてくれてたのかもしれません。
とにかく、ネガティブや恐れを抑圧しすぎてるのがチェリープラムタイプ。
まさに、直視するのが怖かった感情だらけ。
その前段階のアグリモニーの状態で、不快なことを抑圧している。
それを、こんなこと思う自分がどうかしてる、と「パイン」の自責状態に持ってったり、ちょっと回復したかと思えば、何で私ばっかり、という「ホリー」状態に苛まれたり…
なるほど、根っこはここにあったんだけど、反対側の乙女座「セントーリー」の弱さにつけ込んでいたのかもしれない。。
…果てしない追いかけっこをしていたのだ。
自分で自分を追い詰める「強迫観念」を作り出している。
そのプロセスを断ち切るためのレメディはこれかなぁという目星もついたところで、前に進む勇気を出したい。
魚座のコンペンゼーションフラワー アグリモニー
射手座のコミュニケーションフラワー「アグリモニー」は、私の月のレメディでもあるので必携なんだけど、うわべも取り繕えてないんだったら、もはや補償状態を認めなくちゃならない。
コンペンゼーションフラワーにおいては、「自分の魂との対決」が主な働きになるという。
だからこそその状態は外側からはさらに見過ごされやすく、それがネガティブな状態で出来事として表れるようになってようやく、内面の葛藤に気づけるという。
最近学んでいる「木星」がコントロール不能に陥っている状態、と言えそうだ。
もう一度、射手座軌道「アグリモニー」のマイナス指標を見てみると、今はより客観的に、でも実感を持って、その感情を理解できそうだ。
そもそも向き合うことが怖いのに、好奇心で覆い隠してカウンセリングとか受けてみようとする。
でも核心に迫られそうになると、意図していないのに頭が真っ白になったり、喉につっかえて言葉が出てこなくなったりする。
でも進歩したなぁと思うのは、そうなった自分を責めたりせずに、無理矢理にその行動を取ろうとするのでもなく、感情とそれに付随する行動を理解することに努められるようになったことだ。
書いてあることの意味を、本当には理解していなかった証拠です…
そんなものだよね、自分の弱さを、認めて解放していくしかない。
射手座軌道の記事をアップしたのは2022/3/5、魚座の季節でした。
同じ木星支配サイン…なるほど、内面で葛藤するアグリモニー状態だったわけですね。
それが補償できないスイートチェストナット状態にまで陥って、ようやく観念して
レメディを飲み始めたのは蠍座の季節の月回帰の頃…
絶望状態になったらいつでも飲めばいいという安心材料があるからか、振り返ってみれば随分心が穏やかになった気がする。
あるいは、星の影響かもしれないんだけど、うまく組み合わせて乗り越えていく方法としてレメディを活かすのが、この軌道の学びで身につけたいことの一つ。
魚座のコミュニケーションフラワー ロックローズ
自分では落ち着きがあると思っていたし、周りにもそう見えているようなんだけど、その実はディコンペンゼーションフラワー「チェリープラム」のマイナス状態が効いていて、恐れの感情を自分でもわからないくらいに抑えてしまっていたということだ。
ネイタルに天体を持っていない魚座というサイン。
なんだけど、ネイタル太陽の獅子座的な色合いを持つ5ハウスのカスプが魚座だから、どう捉えていいのか物凄く悩むところでもあった。
「自己表現」への恐れ…それは、ここから来てたのかも?
まぁでも「落ち着きと冷静さ」を表面に出せているならば、プラス状態であるというわけで、ネガティブに考えてしまうことではない。
いやいやその楽観は「アグリモニー」っぽいな。
今は冷静でいられるからこそ(本当??)「緊急の状況だけに現れるわけではない」というところをもう少し深堀してみる必要がありそうだ。
教科書はいつもの『バッチ・フラワー ニューセラピー Ⅰ』と『バッチ・フラワーレメディの占星学』。
レスキューレメディにも含まれ、極度の恐怖心、急性のショック症状やパニック状態に対処する印象が強いロックローズですが、
があり
がいるということです。
本の中でそれはバーストラウマまで遡ってしまって、そこまでは追究できないんですが、余程の場合でなければ選ばれることのないレメディだとも、著者は述べています。
まぁ、全て飲み込んでしまえる魚座的な性質を表しているともいえる。
なんだかまた、ないものがあるようなあるものが欠けているような、永遠の禅問答に陥ってしまいそうです。
ひとまずこの軌道の旅を終わらせることが、今回のテーマだというのに、着地点が見つからない。
また木星のガスに飲み込まれているから、ちょっと一呼吸。
著者が「双魚宮」つまり魚座について述べたものです。
魚座が5ハウスってことは、自己表現あるいは恋愛において、自分じゃないものになろうとしてしまうってことなのかもしれないなぁ…
それは、大いにありうる。
ほんとうの自分を取り戻したい、そううっすらと、でも奥深くから願うようになったのは、失恋の痛手から…
というよりも、恋愛において自分が自分でなくなっていたことに気づかずに、相手と一体になることを望んでいたから。
魚座の支配星は海王星。私はこの天体を2ハウスに持っています。
2ハウスのテーマは「I have」。
ここに射手座の月も持っている私にとっては、求めてやまないことでもあり、どうしても体験する必要があったのかもしれない出来事だったのかもしれない。
でもそこからほんとうの自分を取り戻すことが目的なのであって、いつまでもそこに囚われていてはいけないのだ。
心の中から完全にその人を消し去ることはできないかもしれないけど、それも含めての自分というものを、もっと大きな自分自身が受容できるようになれたらいい。
ひとまず、ぐるっと12の軌道の旅をここで終えてみよう。
レメディとのお付き合いはもう少し続きそうだし、
必要ならばまた戻って来ればいい。
魚座に金星を持つ友人からもらったリンゴを使ってつくったChausson au pommeが、なんだか魚座のシンボルっぽいぞ!
こんどは魚のかたちでつくってみようか。