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ゆだねることをしてみよう、たまには。


例えば、パンパンに膨らんだ風船のように
自分の中にわけのわからんモヤモヤが詰まっている!
と感じる時がある。

膨らんだ風船を針で突いたりするとその刺激で破裂するように、
些細なひとこと、ちょっとした行動でもパーンと切れちゃいそうな感じ。
張り詰めていた糸が切れちゃって、もうダメみたいな。

年齢を重ねたおかげか、この頃はそんな症状(?)が出てきたら「あー、あれだな」と気付いて対処できるようになってきた。
あれというのは、私の人生においてやりがちなクセ、「無意識にゴールを設定して自分を厳しく追い込むスタイル」で、へんなとこ真面目な人が陥りがちな罠。これを放置し過ぎると、どく風船の一丁あがりなので是非気をつけたい。

目標に向かって突き進む、というのは
聞こえはいいが、ある意味ラクをしてることでもある。
頑張っている自分に対して不安が無くなるから。
おまけに、自分に厳しくなると無意識にいろんなものに対して厳しくなっていたりする。

昔、軽い気持ちで受けたヨガクラスで、講師に
「頑張っている自分に逃げるな!余白を恐れるな!」
と怒られた事があって、
突然のことにびっくりしたけど、すごい発見だった。

自分が疲れ切っていることに気付くって大事だ。
そして、休むのはもっと大事。
原因解明よりは、まず先に休むのがいい。
ほっとする時間をつくる。寝る。
出来ないことがあっても仕方ないと割り切る。気にしない。

こんなに休んでいいのか…と思う自分に気付いたら要注意だ。
どんな時でも自分にOKを出せるのが本当に良い状態だから。

無理したり焦らなくても、ちゃんと休んだら自然といろんなことが、自分のことが、わかる時がくる。そしたらその時に考えたらいいのだ。

不思議なことに、余白を作ると人間関係も良い具合に新陳代謝する事がある。
余裕を持つことで、きっと人に対する態度も変わっているんだろうな。



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