じぶんとのつきあい方② とにかく、あたためる。
メリークリスマス。
前回記事をかいてから、あっという間に時間がすぎています。こわい。
12月は東京で撮影があり、来シーズンの秋冬のデザイン出しがあり、フォーマルの検品あり、イベント出展あり、ダルマ糸さんのニットの手刺繍あり。
フォーマルの検品は、出荷チームががんばってくれていたので最終確認だけでしたが、ちょっとでできる作業の時間がなかなかとりにくくて、ひとりパニックに陥っておりましたね。そう、わたしはすぐにひとりパニックに陥ります。
じぶんとのつきあい方。なかなかに自分自身の性質をコントロールするのがむずかしいですね。じぶんのこまかな、"めんどうくさい癖"がちょっとでも改善されたならば、快適なのになあ〜。と思います。
さてさて、前回のつづき。まだちょっとあるので書こうかと。
とにかく、体調よく保つ!というのがここ数年のわたしに課された課題なのですけれど、肩こり頭痛に悩まされ、どうにかこの不調から抜け出したい!というところから、なぜに肩こり頭痛が起こるのか。ということに改めて、向き合ってみたわけです。
前回もかきましたが、肩こり頭痛が起こる周期をカレンダーにメモしていたところ、やはり女性ホルモンによる周期の影響がおおきかった。というのがよくわかりました。これ、第一発見。
さらにその時、じぶんの身体ではなにが起こっているか。というと、「冷え」だということがわかりました。
ホルモンのバランスが微妙に変化するとき、体温が低くなるタイミングなんですよね。ハイ、第二発見。ここまできたら目標がわかりやすくなってきました。
とにかく、冷やさない。ということをすれば、いいんじゃん。
ハイ、ここまで読んでくださった方で、もうそのような工夫をすでにされている方はここで離脱していただいて、大丈夫です。笑
すでに「冷え」に対して、目覚めている方は多いですよね。わたしの周りでも、ちょっと「冷え」についてはなすと、みんなそれなりの工夫をしていて、わたしからすれば、はやくみんな教えてちょうだいよ。といいたい知恵をけっこう持っているんですよね。
それなりに、わたしも冷えに対して思いもありましたので、アトリエナルセでもレッグウォーマーやアランソックスなど、あったかアイテムを企画し、販売していたわけですが、お恥ずかしながら、インナーに対する意識の高さはそんなには、もちあわせてなかったんですよね。そう、インナーです。今回は、インナーについて、ちょっと書こうかと思っております。
この冬、ついにユニクロのヒートテックを卒業してみました。
あたりまえのように、冬になるとユニクロのヒートテックを着ていましたが、薄手のヒートテックは、さむい。さむいどころか、ちょっとつめたい。
極暖は、まああったかいですかね。でも、ふつうのヒートテックがさむいかも。と気づいてからは、極暖にいくまえに、ちょっとまてよ。と思ったわけです。
化繊ではなく、天然素材のほうがいいのじゃないか?と、よくいわれていることですが、はたと思ったのです。
天然素材といえばまず、コットン。
コットンのインナーを試してみることにしました。
試しやすい価格帯のところで、まずはコットンといえば、グンゼですかね。とグンゼで、綿のインナーを何種類か試してみました。インナーコットンといえども、何種類もあるのですよね。
そして届きまして、早速着てみたところ、あったかい!!なんだこれは。
いくつかの種類を買ってみましたが、これがいちばんよかったです。
綿85%ポリウレタン15%で、綿100%ではないのだけど、ウレタンは伸縮勢があるので肌にぴたっとはりつくので、よりあたたかく感じるのですね。
そしてカップつきインナーだから、まあ便利です。発熱コットン。とありますね。綿の密度が高くて、圧縮されているような素材です。ぎゅっとしている。
無印良品のインナーコットンも買いましたが、綿100%なので、ぴたっとはりつく感じはなくて、好みとしたらグンゼのほうかも。と思いました。そして薄手なのでもちろん表にひびきにくいですね。
あったかくてじわ〜〜と、保湿されるような感じがあります。天然素材はこの保湿、というのが大事なのではないでしょうか。じぶんの体温で保湿する。という感じですよね。
インナーでこんなにちがうのか。と、おそがけながら感動したわけです。
さらに、この快感にも似た体感はくせになるもので、ずいぶん前に購入したカシミヤ素材の細身ニットの存在を思い出したのです。
写真左のn100(エヌワンハンドレッド)のカシミヤ100%のニット。さらに、ウール100%のアトリエナルセのハイゲージニットにカットソー。
この細身のウールを、さきほどのコットンインナーの上から着てみたわけです。なんと〜〜!!と拍手したくなるくらい、あたたかいではありませんか。
しかも、じんわりと保湿されるようなあたたかさ。
n100のカシミヤニットは、もう5年以上前になるのかな。sajiさんという中崎町にあるすてきなセレクトショップで購入したのですが、そのときははっきりいって、そのよさをあまりわからないまま、流行っているしいいのだろう。と思って手にしたものでした。そして、何度かもちろん着てみたのですが、いまいちその良さを体感しないまま、なんとなく引き出しの奥のほうにしまいこんでありました。
それがこの冬、スペシャルなインナーウエアとして復活したわけです。なんで細身なのかわかった。こういう着方をしてこそ、いきるニットだったのだな。
となると!というので、こちらもしまいこんでいたアトリエナルセの細身のウールカットソー。こちらも、実はとてもいい糸で編んでいるんです。
イタリアの「Botto Giuseppe(ボット・ジュゼッペ)」の糸をつかって編んだニットとその糸をつかったカットソー。
当時は、イタリア糸の色あいの良さに惹かれつくったのですが、今年はその良質な糸の良さに改めてきづくことになりましたね。
また、細身シルエットのため身体のラインをひろうデザインはやや敬遠していたのですが、インナーウールとして優秀!ということが判明。
とはいえ、過去のアーカイブ商品なのでこちらの商品は購入できないのですけどね、ウールのインナーはとてもあったかい!ということが発見でした。
しかも、コットンとウールの重ね着は最強なのですね。
さらに「冷えとり」の探訪はまだ現在進行形なのですが、下半身ももちろん冷やさないようにしよう。ということで、レギンス探しの旅にでているわけです。
シルク100%のレギンスを何着か購入。こちらも、ものによってあったかさのレベルが違いますね。買いやすい価格のものから試しているからというのもありますが、まだこれぞというものには出会えていないので、まだここではお知らせできませんが、そのうちみつかるかと思います。
でも、実はこの冬までわたしは下半身のインナーは履いてなかったんです。なんだかズボンとの摩擦がどうも苦手だなあ。と思うところがあったのですが、いやはや、今では手放せなくなりました。あったかいから、安定する。そう、気持ちが安定するということに気づきます。
レギンスは、長めがいいですね。そして足元は5本指ソックスの上からウールのソックスをはくと、なんともあったかい。ソックスナンバーワンは、アトリエナルセのアランソックスなのですが、 1枚でもあったかいですが重ね履きするとそれはもう最強!です。ちなみに靴は、普段は23.5cmですが冬はかさねばき靴下のために24.5~25cmのものを履くようにしています。
アーカイブストックには、ホワイトと杢系ブラックもあるので、はまってしまった方は、ぜひ。
洗濯しても、毛玉ができにくいのがいいですね。
さらにさらに。
アトリエナルセのレッグウォーマーが、アームウォーマーとしても優秀!ということが判明。指は自由にうごくから、スマホもさわれるのはいいですね。
12/17にあった、cozy factory さんの20周年記念イベントにわれらアトリエナルセも出展させていただいたのですが、この日は寒波が押し寄せる、しかも小雨というさむいさむい一日。スタッフみんなめちゃ厚着でいったわけですが、手元にはこのウォーマーをつけて販売。これが、なんともよかった!
しかも、かわいい。おかげさまで、ウォーマーは完売。アランソックスもたくさん販売できました。購入くださった方は、今頃、あったかさを実感できているかしら。
↑残りわずか。
今年はアームウォーマーとして優秀!としておすすめしたいと思います。
この日は、アトリエナルセチームもそれぞれに万全の寒さ対策を。
わたしも、この日のわたしの服装は、(冷えにたいして)最強だったわ。と自画自賛。
コットンインナーの上にカシミヤニット、さらにはアトリエナルセの今季のタートルネックセーター。このタートルセーター、身巾も袖巾もゆったりしているから中に着込んでも、ぱつぱつにならないからいい。ネックの具合もちょうどいいのですよねえ。これ、つくってよかった。
下半身は、シルクのレギンスに去年だしたキナリのコーデュロイのバルーンパンツ。コーデュロイは綿なのにあったかいよね。足元は重ねばきのアランソックス。
念には念を。とセーターの上にはモンベルのインナーダウンベスト。その上に、アトリエナルセの今シーズン大活躍のアウター、スタンドカラーのコットンヘンプコート!
このコート、かなりゆったりしているから、こんなにこんなに着込んでも、すっきりと見えるのがかなり優秀!もこもこのウールニットも着れるね。
高密度の綿麻素材に裏地も厚手綿なので、風をとおしにくく、もこもこのセーターだとウールのコートよりもすっきりするので、厚着派にはいいですね。
来シーズンの生産はないので、気になっていた方はぜひ〜。
ちょっとちょっと、ただの販売促進ページみたいになってきてるやん。
いやはや、だっていいのだもの。いいもの、つくっているのだもの。笑
よさを伝えなくてどうする。やっぱり「もっと服のハナシ」で書けばよかったやん。
いやはや、とにかく「冷えない」にはまっているのですが、日常ではさらに肩こり頭痛が起きにくくするために、背中にカイロをひとつ貼っています。そのせいか、あのひどい肩こり頭痛がない。やっぱりね、冷えると血行がわるくなるからなのね。と、とてもシンプルな結論がでましたよ。
ここ数年悩まされてきた肩こり頭痛。
冷えていたのね。わたし。というのが、よくわかりました。
冷えないというのは、ほんとうに大事なのですね。
こんなに書いておいて、結論があまりにもシンプルなのが読んでくださった方に申し訳ないのですが、なぞの肩こり頭痛に悩んでいる方がいらっしゃったらば、まずはあっためてみてください。さむっ!とおもったら、すぐにあっためる。
さらに、毎朝のおたのしみの珈琲を最近減らしていることも効果としてはあるのかもしれません。かわりに飲んでいるのは、生姜をうすく刻んだ生姜紅茶を飲んでいます。ホットミルクをくわえて生姜ミルクティーですね。
長年、珈琲の代用がみつからずに大好きな珈琲を飲み続けておりましたが、意外とこの生姜ミルクティ、つづけられる。
毎日の習慣だから、またなにか身体に変化があるかもしれないですね。そうだったらいいなあ。
アトリエナルセでも、冷えにまつわるアイテムが来年はもっと増えそうです。冷えとりグッズ、はまりますね〜
かわいくてあったかい。そんな商品をつくれたら。と思っておりますよ。
さいごに。肩と背中をあたためてくれる、去年のダルマ糸さんとのコラボニットの「ハグケープ」こちらも、あったかいぜ〜〜〜
↑もう販売終了しているアイテムなんだけど。
だらだらと書いてしまいました。
さいごまで読んでくださっている方、いるかしら。読んでくださった方、どうもありがとう!冷えないように、元気な年末年始をお過ごしくださいね〜〜
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