町田・相模原史跡散策(1) | 境川ゆっくりロード周辺 |
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[前回]
多摩地域の歴史に触れるべく、まずは新編武蔵風土記稿を見たいと思った私は、多摩市立図書館で八王子・町田地域の風土記を借りることができた。
[今回]
相模大野にある相模女子大学グリーンホールで行われるコンサートへ行くことになり、せっかくだから自転車で行ってみようと思った。だいたい15〜16kmの距離だ。
せっかく自転車で長距離移動するならば、何かテーマを決めて、史跡の1つでも取材したい。
そこで今回は、境川ゆっくりロードを中心に、周辺に点在する時代も由来もバラバラな史跡に足を向けて見ることしたのだが、意外な共通点が見えてきた。
今回の撮影機材
今回は、取材後にそのままコンサートホールへ行くことになっていたので、一眼レフを持っていくのは控えた。
小さくて機動力のあるDJI Pocketは文字通りポケットに入れて持ち歩ける上、記録写真としては充分な画質で撮影できるため重宝している。
ただ、やはり一眼レフカメラに比べると「いい写真」とはなりにくいので、そこは予めご承知おきいただきたい。
境川ゆっくりロードとは
境川ゆっくりロードとは一般公募で決まった愛称で、正式名称は境川自転車歩行者専用道路。
境川ゆっくりロードの様子
秋葉山大権現常夜燈
秋葉山大権現常夜燈概要
所在地:宮下本町3丁目
Google マップ上には名前以外の情報はありませんでしたが、相模原市立公民館のホームページに以下のような説明がありました。
秋葉山大権現常夜燈の様子
まだ調査・検証が必要。何か情報があり次第、別記事にて報告したい。
御嶽神社
御嶽神社概要
所在地:〒252-0201 神奈川県相模原市中央区上矢部2丁目23−1
「横山党」とは、平安から鎌倉期にかけて、武蔵国多摩郡(現在の八王子市)にある「横山荘」を拠点に、武蔵国および相模国北部に割拠した武士団のこと。
多くの文献から小野篁の後裔とされているようで、このあたりも興味深い。
小野篁といえば、町田市の小野路町にある小野神社に祀られていることもあり、この地域に浅からぬ縁があるのだろう。
まだ私自身、知識不足な点があるが、今後追って記事にしたい。
御嶽神社の様子
矢部城跡
矢部城跡概要
所在地:〒252-0201 神奈川県相模原市中央区上矢部5丁目1
ここに書かれている「板碑」とは板状の石製卒塔婆のことで、すぐ側に安置されていたようだが、見落としていたのが悔やまれる。
再訪次第、記事にする予定。
矢部城跡の様子
ここでも平安・鎌倉期の武士団「横山党」が出てきた。
武蔵国風土記を辿る上で、避けては通れないものとなりそうだ。
[参考文献]
相模原市小山公民館ホームページ
ウィキペディア「風土記」
ウィキペディア「横山党」
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