主催者として何を発信すべきか?
こんにちは。群馬県高崎市のコンサートサロン「アトリエミストラル」のオーナー櫻井紀子です。
先日、ふとひらめいたことがありまして、今回はそれについて書いてみたいと思います。私はクラシックコンサートの企画・主催をメインの仕事としてやっております。当然、集客について責任を負いますので、寝ても覚めても集客について考えています。
どうしたら集客できるのか?という問いは、演奏家の方とお話ししていて必ず出る話題です。「集客が一人だけだった」とか「オーケストラの人数の方がお客様の人数より多かった」とか学校でイベントしたときに「校務員さん一人だけが聴いてくれた」とか、半分笑い話のように盛り上がります。
よく、自分との共通点が3つ以上あるとお客様になってくれる、という話も聞きます。出身地、出身大学、演奏する楽器、年齢、性別、国籍などなど。
そんな中、主催者としては、出演してくださる演奏家の紹介、そして楽器の魅力、なぜこのプログラムにしたか、歴史的文化的背景、曲の紹介、などなどあらゆる角度から、SNSやチラシを通して発信しております。
最近ふと気づいたのですが、そのおすすめしている「私」がなぜその「演奏家」のコンサートに来てほしいのか?ということをもっと明確にした方がいいのではないか?と。
例えば、
・その楽器についてもっと知ってもらいたいと「私が」思ったから
・その演奏家のファンをもっと増やしたいと「私が」思ったから
・以前「私が」聴いた演奏がとっても良かったから
・その演奏家の人柄に惚れたから(笑)
・他では聴けない経験ができるから
等々。
つまり、主語を「私」にして発信した方がいいのではないか?ということ。それこそが、チラシにはない生の情報になりますものね。
ということでこれからのコンサートは以下の通りです。(私がおすすめするいる理由は、私が聴いてものすごくよかったから、です笑)
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