バルカロール(舟歌)特集~1/21アトリエミストラルにて~
みなさんこんにちは。
バルカロールってご存じでしょうか?
クラシック音楽をよく聴く方はご存じかもしれません。舟歌と訳され、その昔ヴェネツィアのゴンドラの船乗りさんたちが、舟をこぐときに歌っていた歌を基にして、ショパンをはじめとする著名な作曲家たちにより作曲された形式の曲です。
6/8拍子に代表されるリズムは、いかにもゴンドラに揺られる雰囲気がでていますね。ゴンドラに揺られながら、水上で愛を交わすカップルもいたことでしょう。
そんな「バルカロール」を特集したコンサートがアトリエミストラルで開かれます。
ピアノの内藤晃さんは、アトリエミストラルの主催公演に何度も登場しているピアニストで、美しい音色、豊かな詩情、聴く人に余韻を残す絶妙な歌い方のできる、とても素敵なピアニストです。(ファン多し!)
内藤晃さんは過去に、「ワルツとロマン」や「ひそやかに」といった、それぞれとても個性的なコンサートを開催しました。小規模で響きが良く、プレイエルという稀有なピアノのあるアトリエミストラルにはぴったりのプログラムでした。そして今回は「バルカロール」を特集します。
有名なのはショパンの「舟歌」ですが、フォーレやメンデルスゾーンも舟歌を書いてます。水に関係する曲も今回取り上げます。
人は水から生まれ、水に帰ってゆく、ゆえにバルカロールの揺らぎが懐かしいのでは?と内藤さんもおっしゃっていました。
ピアノは1905年製プレイエル3bis(85健)で、このピアノのポテンシャルはとてつもないことは、昨年のエマニュエル・イワノフやアンドレイ・ググニンのリサイタルで証明されました。
このプレイエルはいろいろな表情を持っていますが、いわゆるプレイエルらしさは、音色の美しさ、柔らかさ、繊細さ、温かさ、そしてその先を想像させる豊かさではないでしょうか?
是非一度、アトリエミストラルでこのプレイエルを聴いてみませんか?その時のピアニストに内藤晃さんは最適だと思います。
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(公演日が近いので、前日までにご予約された場合は一般料金で当日ご精算とさせていただきます)