イタリアで新型コロナの 死亡者が増えた原因は?日本の体制はこれで十分なのか?
新型コロナウイルス感染が世界的に広まりWHOもパンデミック宣言を出しました。世界中に蔓延している!と判断が出た訳ですが、中でもヨーロッパ。特にイタリア北部の患者が急増していますよね。なぜここまで増えたのか!そこには驚きの因果関係があったようです・・・・
私の調べた限り、イタリア北部では1990年代以降、中国人の移民が急増していました。更に今年は運悪く年末から、1月下旬に始まる中国の旧正月である春節休みの時期に、中国系の移民が中国とイタリアとを行き来し、知らない合間に感染の引き金を引いたという説が有力視されている。これは様々な有識者や研究者が発表しています。なるほどそうかも知れませんね?
そしてご存じでしょうか?日本も高齢化が顕著ですが、実はイタリアも高齢化が激しい都市だったのです。これも感染者が増え重症化した要因のひとつと言われてますよね?それでは「世界一の高齢化国である日本ではどうなんだ?死亡者数は云々」という話になり、これも死亡者数が多い理由を説明できない。ではその他の国はどうなっているのか?お隣の国韓国は・・・
韓国とイタリアでは同じように2月20日前後に患者が急増しています。3月9日にはWHOの数字によれば、両国とも感染者数が7000人を超えている。詳しく述べれば、3月9日はイタリアの感染者数は7375人、死亡者数は366人、韓国は7382人で、死亡者数は51人である。
なぜ?韓国は死亡者数が少ないのか?疑問ですよね・・・
そこで韓国については3月13日前後の各メディアの報道を見ると、「PCR検査を拡大したために感染者数が一気に増えて医療崩壊した」という指摘が目立ったけれども、それは一時的な現象にとどまり、最終的には医療崩壊を起こさずにピークアウトした。その理由は何か??
一つはイタリアよりはるかに多い豊富なベッド数にあると考えます。
確かに一時的に医療崩壊を言われた韓国ですし、何故ここまで抑え込む事ができたのか?確かに医師の過重労働という点では、ヨーロッパの病院よりもひどかったかもしれないけれども、新型コロナ感染者のすべてがICU(集中治療室)に入院するなどの重症者ばかりではないということから考えれば、とりあえず病院に入院させて完全に隔離したりすることができたことが、ピークアウトの大きな要因ではないでしょうか?と考えます。これはかなり多数の賛否がありましたが、やはり隔離できるベッド数を事前に準備できていた事が全てだと思います。日本は様々な情報が飛び交い正確な情報はなかなか入りませんが、
PCR検査数の絶対数も少ない!検査を依頼しても全てをできる訳では無い!軽症の患者は自身がコロナウイルス感染しているのか?すら分からず、感染したまま不用意に外出し集団感染の原因を作っているとも報じられています。余りにも脆弱すぎる検疫体制としか言えません。感染が疑われる患者を隔離し治療し症状を改善させるまで収容しておける施設が日本には無い!
そこが最大のウイークポイントになると思います。今後政府は増やす方向と表明してはいますが・・・具体的な数字は見えていません。今後日本でも大都市圏での蔓延が危惧されていますが、感染者を収容できる施設と装備を早急に整えないと?第二のイタリア北部になる可能性は高いのではないでしょうか?
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