駆け込み需要ってどうなの?
消費税増税において、青森県は10月1日の消費増税による県内消費動向への影響について、経済活動に従事している県委嘱の100人の景気ウオッチャーに動向を聞いた。「駆け込み需要はなかった」が32.3%で一番多かった。「駆け込み需要があった」は14.1%、「どちらかといえばあった」は22.2%。両方合わせると36.3%で、前回の消費税増税後の調査(2014年7月)より21.8ポイント低かった。「どちらかといえばなかった」は19.2%で3番目に多かった。この結果を踏まえると・・・お金のそのものが一般の民に行き渡っていないのだな?とつくづく感じます。景気が回復し賃金が上昇していれば、原資が増えます。使えるお金が増えれば需要はある程度増える傾向にあると思います。ですが、今回の場合駆け込み需要の勢いは前回の増税前ほど盛り上がらなかった!というのが実情ではなかっただろうか?
10月に入り増税の反動が各社小売業などに波及し減収になっている企業は多いのではないでしょうか?卸売りメーカーも小売側の不振により商品を降ろせず資金繰りが悪化する傾向がみられるとか?いずれにしても、ポイント還元やキャッシュレス決済の効果も限定的ですし、今後がどうなるのか?全く読めないですね。
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