似顔絵を描くコツ3 まだ描けないで消耗してるの? チョー描き易い人を選ぶ。

前回2回の講座で顔の輪郭と目や鼻などのパーツ配置がうまくマッチすれば、細かい描写に拘らなくともモデルさんに似てくる。と説明させていただきましたがいかがでしたか?「いや描いてみたけど今ひとつ似てないや」という方もいらっしゃるかもしれません。

では輪郭やパーツの配置に大きく特徴がある描き易い人を描いてみてコツを掴んでみてはいかがだと思いモデルさんを探してみました。

自分が最初に思いついたのはこの人 篠原信一さんです。

 人の顔の輪郭は大かた5つの図形に収まると最初に説明しましたがこの方の顔は収まりません(笑)細長い長方形を用意して収めました。そして両側のほお骨の出っ張りを作る事がポイントです。丸、三角、線のパーツを配置してみるとこれだけでも雰囲気が出てきたかと思います。

しかし最初この方は描き易いと思いましたが、輪郭が個性的すぎてパーツの配置に手惑いました。一歩間違うとジャイアント馬場さんになってしまいます。今回の作画はAdobe Illustratorで進めていますが、パーツを自由に動かせて調整できるので助かります。さて同じあごの長い女性といえばお笑いのたんぽぽ白鳥さんです。

地元の新聞で週一回、購読者の投稿するマンガコーナーがありますが、「あごの長い有名人」というテーマで似顔絵投稿を募集したら白鳥さんの似顔絵がたくさん集まって急きょテーマが白鳥さんになってしまいました。あごの他にメガネ、と似せる特徴が多いかたです。

さて最後に逆に顔の上半分が広い人・・・と考えてみると今はこの人ですね。

輪郭と顔パーツの配置が決まるようになってきて余裕が出来たら、参考写真をジッと見て「こっちの目がちょっと上がってる」「口がちょっとゆがんでいる」など左右対象ではない人の顔の特徴を反映させていると更に進化していくかと思います。一度試してみてください!

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