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花野均氏個展「写実を紡ぐ」

写実を紡ぐ 前期

花野均 個展「写実を紡ぐ」前期

会期 2022年3/22~3/27(am11:00~pm5:00)

会場 gallery718 広島市中区袋町7-18

またまた会期終了間際となってしまいました。

画像元はDM葉書です。

キャプションによると画材は「アクリル エアブラシ」ということですが、エアブラシオンリーではなさそうですね。

花野氏ご本人のメッセージによると「見過ごされがちなものに光を当て、かけがえのない存在に昇華させる。たったこれだけのことに気付くのに50年かかりました。」とあります。

料理を作る時に割った卵の殻を見てこれほど問いかけてくる風情は感じられませんが、確実に料理を産み出し体を作る素になってくれている卵。人それぞれも何かを産み出す卵、善も悪も産み出すかもしれないけれど最初から悪ではなかったかもしれません。

ちょうど欧米ではイースターの飾りつけでショーウィンドウが賑わっていますが、日本はそれ程卵に焦点が当たらないかもしれません。復活の前には死や破壊がありますので悲しいような気もします。

無機物を描いた作品はオフィスに飾っても似合うようなすっきりスタイリッシュな格好良さがありました。

前期展がすぐ終わってしまいますが、後期展も楽しめるようです。

写実を紡ぐ 後期

後期展は同じくgallery718にて

花野均 個展「写実を紡ぐ」後期

会期 2022年4/19~4/24(am11:00~pm5:00)

会場 gallery718 広島市中区袋町7-18

場所は袋町公園北のエンジェルパルテさんの隣です。

花野氏のメッセージ「ゆるぎをもつ平面の集合体が空間を作るとしたら、どのようなイメージになるのだろうか・・・」

工学部出身の作者様のまた違った表現が見られるでしょうか。



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