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《色や柄や壁紙のこと シリーズ》

この柄名はこれまでつけた中でも気に入ってる柄名の一つ。

クライアントから持ち込まれたデザインで、枝と葉のシルエットで構成されていた。

その時期、壁紙のトップコートでグロスマットを表現する手法に凝っていた私は、デザイン画の中には描かれていなかったが、枝や葉をグロスマットで追加し、木漏れ日の光のようなのを表現したいと閃いた。見える角度を変えると微かに枝や葉がチラリと見えるのだ。(グロスとマットの質感の差による)

その柄イメージができたら、柄名がスルッと頭の中に降りてきて、この名前を付けた。

若葉の中を爽やかに風が抜ける、まさにそんな柄になった。

10年以上前にS社の壁紙で販売されていました。

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