色を選ぶと現れるのは?
日々、桜の開花が楽しみな季節になりました。
ピンクの桜は華やかで多くの人がこの前で写真を撮られています。この色に惹かれるのにも意味がありそうですね。
今日は、カラーカウンセリングのお話をしたいと思います。
カラーカウンセリング、カラーセラピー、カラーセッション。いろんな呼び方がありますが、どれもカラーを選んでいただいて、そこから今の心理状態を読み解くというものです。私が初めて学んだオーラライト・カラーセラピーの創始者トニー・クーパー氏からは、カラーコンサルテーション(英語で)と教えられました。でも、きっと日本では、「カウンセリング」や「カラーセラピー」の方が伝わりやすのだと思います。
カラーカウンセリング(セラピーも含めてこのように表現します)は、各システムによりツールの違いはありますが、その手法は、選ばれた色の解説(翻訳)しながら、お客さまとお話しすることです。
よく占いと似ていると思われますが、カラーカウンセリングの場合は、ご自身で選ばれた色だという部分が特徴です。実際に、色の意味を解説していると、お客さまは「当たってる〜すごい〜」などとおっしゃいますが、その時には、「いえいえ自分で選んだ色だからですよ」と言います。
選ばれた色には意味があります
色を選んでいただく時、「気になる色はどれですか?」と言います。好きな色じゃなくて、今気になる色です。好きな色の場合は、あまり変化がありません。今日は赤が好きだけど昨日は緑色だったなあ、ということは稀ですね。好きな色の場合は、その方の基本的なパーソナリティーが現れることが多く、気になる色の場合は、今の気持ちが現れます。
その気になる色=惹かれる色=今自分にとって必要な色であることが多いですね。惹かれるということは、自分にとって大切なメッセージを表します。これは、色に限らず、「お腹が減ってるからラーメン屋さんの看板に惹かれる」ということと同じなのです。お腹が減っていると自覚している場合は、素直にそれに気付きますが、何かしらモヤモヤしているけど、原因がわからないということは、よくある経験だと思います。そのような時に色を選ぶと、自分の潜在的にある状態が色で表されるのです。この説明は、カラーセラピーの勉強の中では、「自分の波長と色の波長が合致してそれを選ぶ」と。
今の状態に気付くと・・・
私は、カラーカウンセリングの経験を通して、望んでいること、必要だとしている色を選ばれることが多いと実感しています。
例えば、赤を選ばれた時、「とても行動的で積極的な状態ですね」と問いかけるより、「行動したい、もっと積極的になりたいと思っていませんか?」と尋ねる方が、お客さまは、納得されます。自分が望んでいることが言葉で表されることにより、そこにフォーカスし、やっぱりそうなんだと確認です。そして、それは何に対してか、なぜなのか?に向き合うきっかけになります。
次に理由や原因が、また選ばれた他の色に現れているのを私たちカラーカウンセラーが見つけ、その解説をします。そして、お客さまに確認作業をしていただくという流れが多いですね。
その後は、今後どのようにしたいのか?未来への展望なども色に現れますが、この時、「あなたは○○になれますよ」や「あなたの未来は○○になります」などではなく、「あなたが望んでいるのは、または目指しているのは、○○ではないでしょうか?」ですね。それもそこに至るまでのお話を踏まえた上でお伝えするのが重要です。
これら一連の解説には、色の意味を使い、お客さまにとって大切な内容を伝えますので、カウンセラーの直感ではありません。根拠は色の意味です。
カラーカウンセリング、ここにたどり着くまでに、私自身もかなりの経験を重ねてきました。でも、今ではお客さなと一緒に色からのメッセージをどんどん読み解句ことを楽しんでいます。
ちょっとモヤモヤしている、何だかしんどい、心の整理整頓がしたい、このような方々に気軽にカラーカウンセリングを受けていただけたらと思います。
カラーカウンセリングについては、アトリエfor me をご覧ください。