親子セッションの不思議
毎月開催のスチューデンツクリニックでの,親子セッションの記録です。親子の絆の深さ,子供の鋭さに毎回驚かされます。(毎回オステオパスのドクターが監修します)
○お母様と9歳のお子様のケース
※セッションでは、隣り合った施術ベッドに並んで寝てもらい、お母様,お子様にそれぞれの担当者がつき,同時にセッションを行います。私はお子様を担当しました。
お母様の感想
“担当してくださった方とは初めてお会いするのに、問診の段階で、自分がするするとリラックスしていくのが分かる。言葉を交わしながら、持っていらっしゃる質感に、直に触れられた気がした。
そして隣では娘が話している。
たくさん、しゃべりたいことをしゃべっている。
二人がしゃべっているのを聞いているだけで私は嬉しい。
受け入れてくださっているのをわかっているから、自分がすごく安心しているのだと思った。
身体をチェックしてもらい、娘と並んで横になる。
娘の方から熱が伝わる。
触れている身体(皮膚)を通してではなく、空間に、うわーん、うわーんと、波のような熱が来る。動きがある。
施術が始まり、自分の身体が触れられながらも、自分の身体の範囲を超えて意識は娘の方に向かう。その「動き」を感じている。
そのうち、二つはくっついて一つのかたまりのようになり(いびつな四角形のような)、その形のまま施術を受けていた。
その感覚が、これまで全く知らないもので、とても面白かった。
ただ自分の身体(?)に起こることに集中するのとは違って、自分がどこを見ているかあやふやな状態というか、宙ぶらりんだが、嫌な感じはしない。楽しんでいた。
その後、どのタイミングか、身体がわかれて、一つと一つになった。
並び立つ。(寝ていますが、、)
少しさみしいような気もするけど、軽やかな感じでもある。こういうものなのだ、と思う。思おうとした、かもしれない。
肩〜頭に触れられている時だったか、涙が流れ、流れ続け、施術してくださっている方の手に触れないか気にかかった。
その後、娘が消える
いない。
その不在は不穏なものではなくて、強く光るから消えたような、なにもない、重さもない
幸せだと思う。
この子がいて幸せだ、でも隣から娘は消えていて、光だけかもしれなくて、でも、幸せだ
施術が終わり、目を開けると、思っていたよりすぐ近くに娘がいて(本当に近くてびっくりした!)、目を閉じて寝息を立てていた。
なあんだ!と楽しくなった。
以下お母様から頂いた娘さん(9歳)の感想です。 === 施術後、ビルを出ると、楽しかった!楽しかった!と娘。
すごく気持ちよかった。
じわーっと 触れられた所からあたたかいのが拡がる感じ 触れた所から180度くらいのひろがる感じ(両手を合わせた状態から、手首だけつけて手を180度開いて見せて)
母さんの担当のポニーテイルの女の人はそれより早い感じ?シュワーって感じだった
白いシャツの男の人は「単刀直入」な感じ。一箇所に向かって、熱が伝わる感じだった
地下鉄の改札の前で、「受けてる途中、幸せだと思った」とぽつりと言いました。
スチューデンツクリニックは年内毎月の開催。
10月12日、11月2日
各土曜 10時,11時,14時,15時 4枠
個人,親子、ご夫婦など、様々なケースにご対応します。
主催:tso https://tso.ac/
料金:1000円
ご参加ご希望の方は
pulsegate90@ezweb.ne.jpまで