合格圏内“という居場所
一点に泣くと言われる超難関の国家資格にチャレンジしている友人がいる。まさにその一点のためにもしかしたら、今年も落としてしまったかも、、自己採点をおえてそう言いながらも、友人の表情はなぜか明るかった。
でもね、、去年よりも、合格圏内に入ってきていることは、確かに感じるのよね、そう思うと次もまた受けようってなるのよ。
合格圏内という言葉を聞いた時、なんだか身に覚えがあるような気がした。
毎年試験があるわけじゃないけど、長い長い手技療法のクラスでは、ずっと浪人しているようなものだ。
合格なんて一生無いし、その“圏内“もどんどん更新されていくだろう、、だけど、ふと、その圏内に入ったような感覚、それを唯一、ずっと自分の居場所にしてきたのだ。
確かに感じる領域。
でもそれに社会的な名前はない。
わかるわー そうそう、それそれ。
感じたことを話すと彼女は、すぐに、そう頷いてくれた。
彼女のわかるわー は日常よく見る、わかるわかる、みたいな相槌とはちがう。
根をはやし、それぞれを成長させるもの
“合格“と言う響き自体が苦手だから、彼女がその言葉で引き出してくれない限り、このフィットする感覚にで会うことはなかった。
出会いは不思議。
“わかった“と真逆の感覚がこの言葉から引き出されたのが、また不思議。
面白い学びだった。
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